2013-12-01から1ヶ月間の記事一覧

野菊の墓、矢切の渡しを訪ねた森まゆみが、伊藤左千夫の歌を引用している。

籾でとっておく

一ト月は経った。籾で備蓄したといえばもっともだが、コンバインによらず足踏み脱穀機を使ったのでそのままになっている。紫と黒の二種は長短のちがいはあれど、どちらも糯。暮れには餅つき、クリスマス後でなくちゃ気分が出ない。この20年ばかり餅つきを…

夜半の新開地

新開地とは呼んでない、石垣臨海の埋め立て新興地・美崎町を見遥かす夜半最大の灯りが、台湾のクルーズ船。 朝、ご無沙汰の赤い橋脚のタグ・ボートが来てるなと思ったら、深夜0時半を回ったというのに煌々と夜明かしの様子。 未だかつてない。中ほどが消灯…

愛の例えでなく

これは例え話してないと断ってさて、二本のロープを用いた結束で二本がそれぞれ異なる質や径であるときは、どちらかがどちらかを一方的にカシメることになるのが普通だ。 かたや二本が同質・同径である場合は、相互に等質の負荷を掛け合う結びになるの。 手…

撚りが合わない

金糸を撚り込んだ上は、撚りが逆。更に加工する場合に「縒る」を使うとピッタリくる……は、別の話。 擦り合わせた手の左が上に挙がる綯い方をこの国では「左縄」と呼んで、ハレの場面に用いられるわけだが、ライトハンド・ノットという場合は「Z撚り」で左右…

まくいじんぐらんででぃおゆいロードのフランス料理店の蓋盛佳代さん

ミニコミブームの後、あるものは既存紙に持ち頁をもち、それを「週刊オーライ」というとか。 島でこその相互扶助、日本中の「フレイガイドジャーナル」のうさんむしょうを思えば、もあいだ。

取り込み後

低反発の厚手のマット、これが重い。頻繁に干すと、別の意味で腰を痛めそう。 30ミリ程度の短い丸棒の中央に孔をあけて、7〜8ミリの綿ロープを通したもの。 501でハンモックの屋内吊り具として使っているもの、長さは色々用意してある。 ひとつバルコニーの…

五階吹き抜けにマット干す

風邪に臥せた身を受けたマットを、風で飛ばしたらちょいと面倒な五階に干す。こうした失敗の許されない保持構造を、閂と呼ぶことにする。 日本で生まれた漢字について、 閂の概念図のバライティ。

閂という構造の前置き

ギャラリーは小さなビルだが先に打ち放し外壁に、メートル法の痕跡があると報告した。 「起きて半畳寝て一畳」も彼等には、1メートル×2メートルなわけだ。 彼等は上陸すると島を理解実感するために、島のぐるりをキャタピラを履いて走り回った。 島外縁道路…

琉球新報、バージニア通信員鈴木多美子

出生の恩

いちにち器を整理する、まだ展示していないので売りもしてない。 包みの古新聞を読む休憩、よしと読むともしらない篠原欣子の履歴書。 さして古くもない今年六月二日、日曜の日経最終面。イヤで終わっていて、落ち着かない読後。 ギャラリーも片付いたとは世…

栞のある頁

そろそろ腰をあげようと頁を繰ると、栞の挟まった頁に到達した。 この文庫がダンサイ機の五屯ばかりの圧にひれ伏して、その形を定着した日のままの栞だ。 「朗読者」はまだ半ば176頁、ラルゴと名乗るお嬢さんのブログのコメントによれば「原作はまだまし」だ…

マユンガナシが記事になっている。

日付は12月1日、祭事は11月28日の午後七時ごろからのもの。

観る順番の最後

フローリン・サーバン監督「IF I WANT TO WHISTLE, I WHISTLE 」 俺の笛を聞け という邦題。さて、俺の笛を聞けとは面妖な……。笛とは男根のことか。 まず現れるのが。「熱帯美術館」なる クレジット。これが面妖だ。 今日はビデオ屋に返しにいく日にして、那…