2016-10-01から1ヶ月間の記事一覧

開花時季

晩夏より冬まで、開花期に非常にバラつきがある。市役所南のトックリきわたにパラパラ花が見られることもあったが、いま一本が満開でつぼみを沢山つけたいま一本が次にひかえている。この三年足らずのデータだが、ここでパンヤを見たことはない。

合わせ張り棒、1500、900の台形。

野外施設や宿泊業種からの引き合いに応えようとしたハンモックに関したアプローチはこの四〇年のあいだ、まったく実に失敗の連続だった。この国にマジでハンモックに取り組んだ者なぞ、外にただ一人としていなかった。その事情は今も少しも変わっていない。…

ハンモック図録モデル

まだ六月のころだったか、四〇年間のハンモック手編みのページの、最後の一枚を繰る気がした。やや寂しいが撮りためた未整理の写真の中から、大部な図録にさあ取りかかろうと思ってね。ちょっと寄り道して、湿度が下がってカラッとするまで──。もう終りだと…

薄暮夕、六時半。

販売サイドだけでない、無印なんかスニーカーの内底に紙が貼ってある。靴の大型店でスニーカーは洗わないで、買ったらすぐこの防水スプレーを吹いておくと汚れない──なんて言っている。真に受けているのか。私は週に一度くらい、洗濯機でかき回す。どんな衣…

このテの連中

2016熊本地震復興支援チャリティ・10/23(日) 「与那国カウボーイ」上映会主催:ライティング・オブジェ制作委員会代表の名前は仁木洋子となっていて、空間演出デザイナー、プロデューサーを名乗っている。 開催は夜だから現地・ヒカワで一泊することにした。…

巻き夢中

今が旬だというアダンの気根を二日採取に出掛けて二晩裂いて、一昼夜晒していちにち干したなめした。それから三日二晩夢中で巻いたが、縮んで弛んで夢中になった分だけガッカリした。この霧中を抜けるために、振り出しに戻ってまた三日が過ぎた。写真の三倍…

あっちへ、こっちから。

10月10日は東京オリンピックの開かれた日で、世界中の青空を集めたような──とアナウンサーは言ったのは晴れの特異日だったから。体育の日だけでなくどんな祝祭日も、休日や休前日に影響を受けたりする、間に合わせの日付けなんかじゃなかった頃のこと。鷹渡…

出帆

と、おもったら出ていくんだった。背に日を受けて、マストが十字架に見える。さしてご苦労様の声もない。なんとかならないものか?

今朝は

今朝はケツから接岸するのか? 埋め立島のドックに入るのか?

梅にウグイス

蕾がまだ固いうちから通ってくる真室川のウグイスは、さしずめ道行く旅行者である。いちげんの者に明日はあってもあさってはわからない。歩道の植え込みにバナナが生っているさまは、口真似するなら観光資源と言ってよい。続いた台風に耐えてことここに至っ…

アダンの気根

海アダンと山アダンがあって、繊維の性は山アダンに軍配が上がる。タコの木と呼ばれるのは、山アダンの立ち姿から。海アダンは臥竜のようにのたうって三々五々、気根を砂地に向けて伸ばす。地上に到達前は先端に黒い鱗状のカバーがなされている。先日一喜一…

伊野田の土地にした第一はアコウの森があったこと、他に買われたらきっと厄介者にされただろう。 二はこれもふつうは資産価値を下げる屋根のあるなし二棟の朽ちた倉庫が気に入ったことだが、直接的な差し迫った動機を持っていた。それは都市部から離れて不要…

空を掴む

七つも節はないんじゃないか? フロントガラスの内側に、空の掴み方を教えるものあり。

ビレッジバンガード定番のインド綿

島の織り手たちの一年の成果が展示即売されるたびに、端切れを買いたしている。なぜ手織り何一〇センチの歯切れが生まれるか分からないが、お試し……ってことなら意に沿ったことだろう。何一〇センチで、ン千円もする。お上品な八重山上布がいずれ、褌に仕立…

黒い越中褌のフラ・チーム「フラマインド・イリアヒ」

宮古島で開かれた「カギマナフラ」のインタナショナルフラ・コンペの、カヒコ部門の優勝チーム。 北海道からの参加、黒い越中褌。 写真・渡辺奈々(沖縄タイムス)

アコウ緑蔭

一週間の間に葉を密集させたアコウ、やり過ぎちゃわないよう怠けて一日を始めた。

パナリ

アダンをとりに最北の浜に出掛けたら、ナビがここにもパナリがあるよとおしえてくれた。カビラの口のパナリは、このナビは知らないらしい。島でナビなぞ不用だが、鹿児島まで陸送するときに付けたものだ。アダンは気根をぞんざいに裂くと、ざっくりした土瓶…

朝日を反して

接岸位置を替わるだけなのから巡視を終えて帰港したのか判別出来ないようでは、ウオッチャーと大きな顔で言えない。午前八時、朝日を反して入港した○○が専用岸壁に横付けした。毎日の風景である。

石垣島桃里の土地に解体中のような建設中のコレ、

一級建築士にして大工、宅地建物取引主任でもあるWの図面のもの。次写真のコジキドームみたいになるんじゃ、ないかな、Wの手を離れたから。

ゾウリの話

「左のゾウリを右へ、計画」、私の漫画はこれから再開する。

急ぐならひとりで行け

THE GOOD LIE いちばん優しい嘘、と副題のついた2014年の映画。 21世紀が開かれたころアメリカが3000人もの、スーダンの戦争孤児を受け入れた消息を伝える。顎のしゃくれたウェザースプーンがお世話係で、ご当人たち難民の子弟や元少年兵の経歴をもった面々…

瞬く間にミドリ再生。

先日台風前に初めて、草刈り機を使ってみた。旧宅には三台もあったが、島では新たに4ストの草刈り機にしてみた。もくろみ通り伸び放題だった草は、借り倒されて風がドコカに運んでくれた! 潮風に見る影もなかったアコウは僅か三日四日で、緑蔭を再び濃いも…

ハワイの二段ばしご

海人めし、マルゲンのこの屋号が実情に合わなくなった?

マルゲン本店と名のって、長くぐちゃぐちゃだった角ビルを買い取ったウワサの旗艦店。券売機を置いたランチは続かず、中休みは止めて午後三時からに営業時間を改めた。向かって右が「オリオンサザンスター」200円。左は「オリオンドラフト生」350円。三度両…

日の丸

喫水下はもちろん赤、上は緑の貨物船が、日の丸を掲げて接岸待ちをしている。 YOAとエントツに描いた手前の横付け貨物船がら出ていくのを、まってるかな?

世界のあやとり紀行(INAX)

2006年発行の表紙。演出されているがここから、「漁夫の網と獲物(日本では四段梯子)」を着想した。この現在制作中の我があやとりの着眼点は、完全に閉じた環であやとり紐ができていることだ。接続ポイントにショートスプライスをひとつ設えただけのものだ…

徳利キワタ定点観測

いちばん新しく徳利キワタの定点観測地点に加わったのは三年になる、アーケイド街から海がわに下る路地のしもたや。しもたやとは商いをしもうた屋。三年見てきたが10月とはいえ若葉の更新期を迎えて、芽吹きを知った。

フィジーの箒(ほうき)

両手をぱっと開くと、パンパン箒。簡単で動きのあって子どもに人気のアヤトリ。フィジーでは「タコの木」、ソロモン群島で魚を突く「モリ」、タンザニア沖のザンジバル島では「ココヤシ」なんだそうです。

二人の綾取り「男女の綾」

二人でする綾取りのはじめの形が「男アヤ」、中糸を人差し指に掛けて待つ──と斉藤たまは報告している。山辺(山形)・借宿(茨城)茂木(栃木)で採取したところによれば、中指型と対になっていると言う。すると二人は男女で綾取りの二順目は女から始めて、その待…