2013-05-01から1ヶ月間の記事一覧

倉敷市コジマ地区のジーンズ工場

蜘蛛の糸

はがねよりつよく ナイロンよりしなやかな 蜘蛛の糸

豊川稲荷で 写真 冨田秀夫

ハイゼックス

エステル・スパン

クレモナ(ビニロン)

PP(ポリプロピレン)

ハード・ロープ(ポリエチレン)

帰る処、もどる磁場、回帰の途上で通過するスタートライン。第一歩を記した記憶にすぎない。ふつうはずっと若い体験だろう。

浜で緑蔭で、芝生でギャラリーで、港の見えるベランダで。ガジュマルの根元で。1Kに鉄パイプの構造材を組んで……、などなど。あたらしい図録に載せるハンモックの新作写真は、原則として人物のないものにする。 天気予報をあてにせず青い空と海が、1Kの中…

今年のハンモックの手編み教室

ハンモックの常設空間「ギャラリー・パナリ」は頭上にイロイロぶら下がっていて、他所で教室が開けることになってヨカッタ。 お久しぶりのPOPを、描いてみた。

島の自販機

先に母子寡婦福祉会の自販機について知ったが、島の小児科の敷地隅に置かれた自販機にはこんな標示があった。 蛇足だが空き缶入れがないのは、これも島の例外でない。受益者負担の原則はジュースを飲んだ者だけが該当し、売った者を含まないらしい。

琉球新報金曜催事週間欄

前週水曜締切 募集、展示、講演講座、プレゼント、催し物の項がある。

貝割れ

合わさった二枚貝が開くように、双葉を拡げるカイワレ。 これから正に開こうという様が、カイワレだろう。密生した撮影用済みのひとつまみを、地植えに下ろしてやったが嬉しくもなかろう。カイワレなんて名前の大根は、聞いたことがない。 大きく育て……、分…

石垣わが田

発泡スチロールのわが田に出穂の季節。 今週末には、春日井のわが田に田植えに帰る。

六月は新生児

四月はPPロープで実用的なハンモックを編む教室だったが、次は六月。肌触りの優しい生ナリの純綿ロープで赤ちゃんのためのハンモックを編みます。 場所は前回同様、新空港に向かって轟橋で海側に曲がると見える森の中、矢印看板のある「やちむん館工房」です…

Bigという凡庸なタイトル

ビッグという月並みな題の意図を、どう受け取るべきか。 まだ若い彼の横顔が、時代の幸福を現しているにすぎないか。 気持ちのよい読後感のようなものを、もたらす映画。 障害と心の傷を主題にする映画を取り揃えてご覧いただきたいが、底抜けの回答がここに…

どろん

スマホを擦りながら散策する旅行者、足早な独り言に振り返ることも稀になった。「遠方よりお訪ねの方はお電話でお呼び下さい」としながら、受ける電話をそこに置いて散歩に出ている。 遠方からと断るのは、近くならまた來りゃいいじゃん。俺はそうしてるぜ。…

ハズした着こなし

元禄もそうだったろうか、時代の消費スケールが比較対象にならないので、もはや例えるすべはない。 時代が倦んでいることが、人々の外見に顕れている。 ファッションリーダーに、外見の目的性にノーと言わせればウケる。 亜熱帯の西表島に、子を負うた女。 …

紅ほっぺ

秋田から石垣にヨメには来たが今はひとり……と、 隣の客が「紅ほっぺ」を教えてくれた。もとダンナとは同級生と彼は自己紹介をした。曲げわっぱでお弁当を三つ詰めてもらって、撮影済んですぐ食べて某に差し入れ、残りのひとつはこうして翌朝に食べた。

レイトバスのマニア雑誌から

レイトバスのマニア雑誌から剽窃して加工した「ハンモック&ひるね協会」の、ツアーバスを先々号のコーラルウェイ誌に掲載した。 一枚とっておいた、この古い黒のTシャツもいずれ刷新する。

戦前のエンジン

福島県の佐藤建一、東北の愛好家で五六十台。

耳石

ツガミネレイと署名のある報告を、銀行で待たされている間に目にした。 グラフィケーションというゼロックスの小冊子だったかな。 PR臭のない小冊子をいまどき発行できるのは、かえって事業内容の不明朗性を印象づける。時代がどん詰まりだからだ。 複写機…

偶然の旅行者

子を亡くして別れて、再出発にいたるーージャンルがあるとさえ言えるのではないか。 その昔、理不尽な別れと再会に翻弄される「母子もの」があったようだが企画会議で煮詰まって、ではとりあえず××パターンをひとりづつ挙げてもらいましょう……なんてことが、…

わの跡

寄せ植えの鉢を置く位置に、一回り小さいが同じような鉢を置いた形跡がある。 モンステラだろうか、柄つきオモト(名前知らない)?案外引っ越しに届いた迷惑な蘭をいきなり枯らして、以後退去までのン年間ずーっと放ったらかしだった可能性もあります。

実利の選択

腰にコタえる素焼き鉢ふたつ。窓際の小鉢に、碗に浸けた根着きの緑。 わざとらしいインテリアの小道具に、せめて実利の選択。 台車で運び入れたら特大サイズは、ベランダで不動のパパイヤ二柱(まだそうは呼べない丈だがいずれ)に、パッションフルーツ二株。…

道ばたおやすみ

路上寝込み、四月までで102件。

遠隔地ナショナリズムと後足で砂かけた同輩

物干し

ひとたび撮影が終れば、観葉植物なぞ邪魔なだけだ。あースッキリ。 ベランダから中を覗けば、スコールに先じてとりこんだ干しものだらけ。まことに都合がよくて、かつみっともない。

四ミリロープ

先日、ミジュンだかガジュンだかの魚影を見た琉栄丸の船着きに廃棄されていたロープを、持ち帰って洗い晒した。ほつれ止めに、端ミシンが縦に掛かっている。

水平線に眠る

石垣の脇を往けば遥か二〇〇〇キロも先で果てる辺り、その半島の表浜で手編みのハンモックにしつらえる流木を拾う日を過ごして四〇年も経った。その半島がこの島と姉妹関係にあるのは、椰子の実ゆえのことだと記した碑がその頃からあった。いつかその島に住…