2013-01-01から1ヶ月間の記事一覧

遠近法

かまどに載せた盥ほどのアルミ淺鍋。クバの深い蓋がのっていて、中敷きの上で月桃の葉に包んだ糯米がムーチーになりつつある。 蒸し上がって吊るされたものがみえるが、遠近法のためでなく年齢別にサイズを五段階を設けたため。

同欄外に日付だけ

同紙同日。こちらに新聞名がないのは、通しタイトル「唐獅子」の知名度への自負かな。

欄外

枠を切り欠いて日付けと社名がある。 こんなケータイの剽窃を 予想してのことでなく、 アナログな紙で綴られる背景が 新聞の長い日々を知ってのこと。

装丁(2013*1*26)

日経の若年ページといった「ニュースクール」で、中学校の荒川美奈子先生が装丁についてこう解説している。

みちくさ初級

ベタな「大地のノート(と名ずく)」に、S字フックの落とし物がアリマス。 それがドーシタ……、私だってそう思います。しかし、見過ごせずそれなりの感想を抱くことがある。こうして写真にして検討してみるとそれほどでもないが、Sのアタマがデカイと思ったん…

おにコンの製造請け負いは

仲間商店、営業部長は森戸大和さん。

津口というもの

今日の八重山毎日新聞から、津口というものを知る。 河口きっすい域に口を開ける深みを、しゅんせつの結果だと思ってきた。自然が私たちの暮らしの有り様を、今日のように導いた。そう思わせる朝のひととき。

優先順位

飛行機の背もたれのポケットに入っている雑誌に、広告を載せてきた。その飛行機がある目的地に向かって飛ぶものなら、届けたいメッセージの的がこれほど絞れる媒体はない。と、思ったのだが……答はすぐ出る。 次号で一年、どんな誌面で〆めようか。二三日でラ…

タングステンの灯りの下で

キミちゃんがご馳走さまを言いに来て使って洗った器がそろったので、手打ち蕎麦「ひらのや」の弁当を詰めた曲げワッパについて以下にメモす。 小は深(下段・漆)、上は浅・無塗装。 中は深(下段・無塗装)、上は浅・漆。 大は深(下段・無塗装)、上は浅・漆。 …

伏せるな

また青い空が戻って三日め、杉板の弁当箱は陰干しでよく乾いた。 伏せるな、二つを交互に使え、一日じゃ乾ききらないから……。そう言われてきたが、東北とは吹く風も違う。 乾いた雑巾でぬぐったら、さっそくキズもの。これからゆっくり年期の入る器になりさ…

昨日の弁当

弁当の残り……、久し振りだなその言葉のひびき。樹齢180年とやらの杉板の曲げもの、昨日は雑誌広告用に中身を詰めて写真を撮ってみた。 行きつけの、蕎麦屋の親爺に無理を言った。 オウタニワタリとか月桃とかブーゲンビリア、近所をハサミを隠し持って一回り…

紙ヒモにも作法

オーガニックなハンモックの手前、巻いたハンモックを縛るにも天然繊維……というほどでもないが紙ヒモを使っている。 今年は朝から編んで午後にはソレで昼寝する!レクチャーをするよていだが、紙ヒモを使おうかと思っている。 タイヤのような巻き取りの片側に…

クロツグ

クロツグという植物はどんなものか? アカマタークロマター、シロマターも。 島伝いに南方の仮面神が北上して、八重山から九州に到達する多彩な面々が現存し、また衰退の境目にながらえている。 自分に役立てることはないだろうか?日に焼けて泥で彩られた裸…

石堂徳一

教育普及活動を第一にした元館長。

アヌタ島(南太平洋)のサンバイザー

アヌタ島の人口密度はばんぐらでしゅ並みと。

八様

訂正、七様でなく 八様だった。正面、土瓶に取り付きがガジュマルに芭蕉の外皮縄巻き。 右奥竜舌蘭の綯い戻し取っ手。 右戸前ふたつがガジュマル気根の取っ手、中は芭蕉外皮縄巻き留め。 手前はガジュマルにあだんの細ヨリとめ。 左奥がアケビ蔓束。中は、?(…

七様

白い土瓶に取りついているのが、芭蕉の外皮で綯った細縄で巻いた取っ手。左奥からクバの三つより縄。手前二つはガジュマルの気根、中は芭蕉外皮で留めた。手前はアダンの細ヨリ縄で巻き締めた。 右奥は、ガジュマルの下を這いずりまわまっていた蔓、何だが知…

天然ロープ

天然繊維で土瓶の取っ手を巻いた。磁器の土瓶に巻いてあるのは、芭蕉の外皮を綯ったもの。 ミニチュアハンモックは上=二ミリ藍染ネット。染めは高階章(石垣) 、端ロープは綿四ミリ。 中段はアダンの細ヨリのネットに、ガジュマルのひげ根の端ロープ。 下は…

沖縄タイムス2012*15#16#17

波よ鎮まれ「尖閣への座視」 前石垣市長、大浜長照は特別報道チーム渡辺豪。

展示・試載品

年明け後ずっとスッキリしなかった寒空は途切れて、昨夏から作りためたハンモックを緑蔭に吊って昨日からカメラに収めてきた。 これまでを無番として、以後織りネームをつけてカウントする。500までだと公言。 ハンモックの常設空間ギャラリーパナリを始める…

0番線

やちむん館工房の白保の森で

この磁器のかわいい土瓶はアケビで野趣に富んだ巻き方をしたものだが、島の亜熱帯らしい植物繊維やツルで取っ手をしつらえたものを演出してみよう。ギャラリーのささやかな思いつきのために、素材をひととおりあたっておきたい。 それにはこの森は、最適。撮…

やちむん館工房の白保の森で

ガジュマルの気根……と呼んでよいか、幹に溶着することもあるし土中に着床して、文字通り根をはることもある。 鉛筆くらいのうちは柔軟、しかしたるんで地球を目指しちゃいない。重力をたよりにこれほどピンと張れるのか、弾いてみれば分かる。 ヤニが潤沢、…

やちむん館工房の白保の森で

籐蔓擬(トウツルモドキ)土瓶の取っ手、素材候補。

大島渚訃報に

日経文化部の白木緑。障壁とともに失われた何かって。

ガジュマルに吊る

白保に広い森のある「やちむん館工房」のガジュマルにハンモックを吊るして、昨日からカタログ写真を撮っているがなかなかはかどらない。 今日はこれだけ、昨日のほうが快晴だった。ガジュマルの木漏れ日が重厚な緑陰に、帆布張りのハンモックに強いコントラ…

黄金竹椰子

コカネタケ椰子と、バンナ公園の椰子見本林の表示。 豊見城の海浜公園の植え込みから、失敬。 DMにつかったウージ染めのハンモックは、この椰子の幹を使っている。立木をいただいたわけでなく、台風一過打ち捨てられた廃棄物の山から発掘。 乾燥して亀裂もは…

サイザルロープ

風に揺れるガジュマルのひげ根とアダンの気根で撚った細縄でハンモックの展示模型をいくつか作ったが、人の載れるオーガニックなのを一つ……と取りかかったのが修子さんの綯った三つよりを使うもの。 それはつかわず芭蕉で編んだネットには、サイザルロープを…

日記に書くこと

小学生の日記に書くことのようなこと。 今日はありました、こんなこと。おぼえたての倒置法/\/\。 こんな私でもヘルスメータが、三桁になったことはなし。 今日のせたのは、130キロ超級。大丈夫と言ったものの、自信はなかった。ここでそんなヘビーな方…

頭の小さいバックノット

右回り、左回り。各々、上から下へ、下から上へで、四通りのバックノットになる。そのひとつがこうして、頭の小さいバックノットになる。何枚写真を重ねても、見ただけじゃ判らない。図解すると判らないばかりか、誤解が生まれる。 それも理解への近道でもあ…