2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧

竹材

サイザルロープの衛兵

翅つながりで、サイザルロープロープは10ミリと12ミリを使っている。湯通ししないとご婦人の、高価なお召し物に染みを作りかねない。漂白剤を少し入れて洗濯機でかき回して、使っている。洗うと繊維が緩むので、2ミリくらい太る。したがって仕様にはサイザル…

ハート石

漆喰扉の家を建ててから島を訪ねて、そろそろ一〇年。それ以前に乗った飛行機といえば、YS 11で金比羅様まで新婚旅行に行った以来。漆喰扉には、家の建っている地べたから掘り出した「ハート石」埋め込まれている。他にといって目ぼしいものも、埋まっていな…

一畳園

奥行き60メートルだから、一畳サイズの囲みが三〇余区画。昨年の六月から盛夏にかけてSが、散在する珊瑚石を広い集めて区切った。暮れにはもうSは、この世に居なかった。バナナの記念樹スペースにしてその管理人になれと言ってあったが、叶わない。石組みは…

かびら いけま

「入港作業中ご注意願います」とメッセージを点滅させて、朝の接岸風景。停泊スペースが手狭まで玉突き帰港を余儀なくされているのか、中国原潜出没の余波か分からない。この電光板は中国語だけを表示できるとは、誰も思わない。もっと堂々と誇りを、年中ゴ…

チャックジッパーファスナーにLOVE KNOT

根付け、今様に言わば「チヤーム」。刺繍ワッペンに実物ロープを結んで縫いつけたりフックや二重リングにしたりしたが、とって付けたような収まりの悪さをどんな具合に脚色が盛れるか……。暮らしの中に「結び」が衰退したからといって、こんな物語りで先に続…

同寸00223の再編

今年も靴紐しごとを、飽きないで再開した。忘れた頃に一足また一足とお求めになる方が現れるので、不十分で行き届かない品揃えで恐縮する。四〇〇足近い在庫の上に寝ているとも言えず、売れた隣の00223を結び直した。23センチです。小樽から出張った、巡視艇…

生ビール三六五日

胃袋に酒の入らないのは一週間に0,7日ほどの昨年、ならば毎日一杯のジョッキの水面とその取っ手との関係を365枚の写真で一覧。先ずは拉麺屋・某。父と娘。彼女には腕に躊躇い傷が平行して何本かある。二の腕を被って拉麺屋はできない、所為かどうか分からな…

それがどうした

喫茶海坊主のモーニングサービスには、みかん四分の一の付け合わせあり。この日はそれが大振りで口に入れるとペロリと、ほらこんなに裏返って自立した。こいつは春から、縁起がいいぞ。

三人掛けブランコ

三人掛けブランコは三人で漕いでこそ、それがなかなか叶わなかった。写真の二人には保母有資格者で来島理由は既報の、島に保母になりに来てくれたら五〇万円――に吸い寄せられたかと揺れるブランコ。アコウの太い枝から三本で吊っているブランコは、妙に干渉…

ささやかに「犬のお散歩」あやとり教室

ナマモノの水気も吸引する真空パック器が、ここで生きることになると思わなかった。大小100セットほど先ずは作った助手Nは、すっかり「犬のお散歩」名人になった。今年がその当たり年・戌と気が回ってるなら、この正月ネタにしただろう。旧正月は今年は二月…

初日の出、今(一日遅れ)

サンテナ48箱の上の寝所から、直接初日の出が拝める。元旦は曇り、一日遅れで今、一月二日午前七時四〇分、石垣島に遅い初日の出がお出ましになった。暮れから桃里に日参、シンクと浴槽を並べて!取り付けている。細報は、いずれ紙。