2013-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ホッカロー農園山森卓彦

マンゴーの伝(つて)

小笠原クルーズでは子どもサイズとしたが、要するに実用のハンモックとは言えなかった。 ハンモックを寝具としてと主張しておきながら、出来たものがお飾りでは。 洋上で半日の時間潰しなどと半端な態度がよくない。ハンモックが持っている日常から少し浮い…

石垣一番地、離島桟橋に一番近い五F

お声をかけていただいたアパートの二階一室で「ハンモックで一週間」を四月から始める準備を始めているが、これとは別に「ハンモックで一週間」を過ごしていただける部屋を借りた。 通いなれた石垣家賃サイテーアパを引き払ってギャラリーの隅に寝起きしてき…

沖縄の紙パック

946CCで一リットルなわけでなく、一ガロン。

目下の難題

贈 新築記念 通事安信と、名入れの掛け時計をギャラリーの見返しの頭上にかかげているのだか、これが私に目下の難題を刻一刻と投げかけておる……刻二刻だったり刻三刻だったりといった具合なんである。? てな冒頭で始まりそうな感じで、熟したかな四こま漫画…

フルーツ好み

亜熱帯の温室(そんなものが必要か?と思ったものだ)栽培に、使われるヒモの類いがある。 植物が違和感なく触手を伸ばしてくれるように、引きだし成形されたビニールヒモに荒く綿糸が被服している。 温室内で進捗を自由にさせないで囲っておく意図もあるが、…

二つの図書館と二つの貼り紙

先の土曜日二月十六日、もと県図書館のウィンドーには閉館を知らせる掲示物は、一枚だけになっていた。 予想に反してなぜこちら側だけが残ったか、詮索することに魅力を感じない。 外壁の県図書館のチャンネル文字はとっくに剥がされて、ノリ跡健在で十分そ…

電子書籍の人

一目惚れなのに買わずにメモしただけでそれが何だったか覚えていない電子書籍「現・おきなわ文庫」の秋山夏樹。

平安丸

平安丸は海の消防車にして牽き舟、甲板作業中の乗組員は「馬力では言えないが……3500馬力ってことかな」。 赤い橋脚のようなマストが危ないほど高くて、大口径の放水口がヘイゲイしている。 シーシェパードやどこぞの偽装漁船にこれで消化活動に従事してやっ…

トウツルモドキこれか

西表島バナナハウス森本孝房さん(ガイド)

おおきなコドモ

可愛らしいは小さいと同義で、大きくて可愛らしいにはオリジナリティが必要だ。 五人めのよだれ掛け大人サイズは、京都で「SHA」というスタジオを開いている駒井愛。 名古屋で開かれた新しいタイプの見本市・クリエイターズマーケットで、スナップボタンで折…

戸渡りネコ通り

犬のような立派な固形物のマーキングを遺していった。止むに止まれぬものに憑かれてのことであろう。

べサニー・ハミルトンの「サメに片腕を奪われた13歳」

一泊二日料金を払うことはほんの稀。ランキングのディスプレーも、なんで「ヒトが何を観てるか」が販促につながるかがワカラナイ。 珍しく実話風のサーフィン映画を新作料金で観た日、原作を再版文庫版で手にした。 理由もないが忙しくしているこの頃が、そ…

沖縄足こぎ車椅子普及協会

ちはや書店

先年……と正直にかくから、しばらく前のとっときの話なんだろう。人柄が知れる櫻井は、国際通りから泊港まで歩いて行き止まり、歩みを曲げてさらに満ち引きする運河を跨いださきにちはや書房をかまえている。一筋裏の本屋と二軒、ごった返す賑わいからはるか…

最大値

張り棒は150センチ、張り棒から張り棒までは全長210センチ。目数は26で29穴、張り棒は割り合わせで端ロープごと一体で外れる。 最大サイズがこれ。

センサーの寿命

次の葉が筒状にせりだしてくる。まだ拡がっておらず、センサーは働きの真っ最中でこういうときにだれにも触れられたくはないだろう、そう思って新しい葉が生まれるたびに指をくわえてきたがとうとう我慢できずに触ってしまった。 幼い葉の筒よりひときわ柔ら…

峰岸達

端ロープ

ハンモックのぐるりに渡す太いロープは、負荷を掛けて編み目を締めると張り直して長さの調節を改めてする。 延びた網を再びピンと張り直すには、相対的にぐるりの太ロープを長くゆるめてやる必要があるからだ。 分かったようで分からない半端な説明だがこう…

ネットの始まりと終わり二三段の、編み方を変えた。 

張り棒で拡げられる編み目が本結びでは、左右からの拡張に抗しきれない。 かねて問題意識を持っていた。対策もあったがシャトルの、スムースなさばき方に取り組まなかった。 夕べ一杯やってから夜なべに取りかかるとうとうとして、気がつくとそれに必要な編…

麦の穂をゆらす風つづき

理不尽な死に別れに別れの言葉を口にするのだか、十分チャールズのようにモゴモゴして「グッボイ」と聞こえた。 南アメリカから暖かなまま暖流は届かないのか、大きく口を開けると温めた空気を肺から逃がすことになって。

時計回り下から上

こうなると何が下からなのか上からなのか、見て判断できないがこれが三つ巴に差し入れるとき、「時計回り上から下」である。

麦の穂をゆらす風

よい印象を残した映画は耳に入った役者や監督の記憶がなかなか消えないものだが、予断なく物語に接するにはその名さえ邪魔なものだというのが私の映画の楽しみ方です。 わずかなスチール写真や背表紙の惹句、題が頼りだから外れも多いがそれがなんだ。まだじ…

三冊

ロープの扱いに関して、座右にあるのはこの三冊。 プロフィールにロープ・ワークビジネスとあるのがおかしい、いやロープワーク・ビジネスだったかな。 どう違う? ナカグロの位置。 この三冊のどの図版より解りやすい図解ができるはずだ、まだその気になら…

スパイク

ライトニング97、別冊デニム&ワークスタイル78ページの写真。〓Gety lmages とのクレジットが入っている。 売り写真だが、被写体もやらせと見る。プロバガンダとして本物という見立てもできようが、私にはそうは思えない。 七人の坊主はおそらく、一人も「ア…

猫の径

裏庭といってはみたが一握りの土にバナナ・もんすてら・パッションフルーツ(プルメリアは虚弱)をひしめき合わせているだけで、土のこっちとむこうをブロック塀でかこってあってむこうは隣家との境、寝て見るともなく目をやると猫の通り路になっているばかり…

小文字e

離島桟橋に一番近いナナサンマル角の五階にひと部屋借りようと思う。 相場より高い1Kなのは、港の眺望を加算してのこと。不動産屋と待ち合わせていると、小文字のeが落ちていたわけでない。一点から始まる渦巻き状の廃棄ロープであったものを、私が蹴飛ば…

幼い棘

とっくり棉の苗、幼いながらすでに棘。 カポック綿と呼んで使われたとは、 初耳。水気はお嫌いだろうか、棚田の立派に築かれた畔に植えるのは理に叶うだろうか。

振り出し

田舎の眼鏡屋の看板に「ご調整」と書かれていることがある。 ツルや緩んだ鼻の当りを締めなおしてくれる親切なサービスのように思われるようになったが、そうではなく視力をいちから計ってサラの眼鏡を新調すること。 「整理」も新聞社ではサラの白紙に記事…