2016-07-01から1ヶ月間の記事一覧

032シリーズは一番目のプロダクト・アイテムだったが、一部を

ダッシュ化。すぐ履ける仕様に結び直しつつある。半数の15足くらいを予定している。318ルーシーのさ中にTYPE Ⅴが生まれてしまったが、僅かの間に「Ⅴ」まで拡大している。318に比して最もシンプルな道筋の模索を意図しているが、Ⅴまで来るとやや複雑化してい…

ふたえのリボン

インディゴブルーのこの二足のスニーカーのどちらも環状に繋がった紐をを解いてみると、藍ロープはひと結びしてから繋がっていることがお分かりでしょう。こうしておくと履いたのちの結び終わりの表情に、変化がみられます。黄色は石垣島の「ふくぎ」で染め…

00025の底に穴のあくまで。

00025にいくつダッシュが付くかノートを確かめてみなければ分からないが、これがすぐにも底に穴が明きそうなとどめの仕様である。バンドルは削除、ベロ通しには上方向にひと捻じした。糸口も糸尻も動かない。爪先の一端のその表情に、隠れた工夫がある。アッ…

狭い港内で

狭い石垣港内で、巡視艇が行き合うことは多くない。ことに埋め立て島にスタンバることは稀になって、彼らの専用岸壁か出来たからは。右手がそれで横向きの橋脚が二つ、さらに右端に縦方向に接岸した艦の先が覗いている。

ルーシーかタイプⅡか

みちくさしてしまったタイプ・Ⅱの詳細を個別写真で記録しておく。明日はルーシーとタイプⅡの、折衷案が生まれそうな気がする。

ルーシーのみちくさ

危険から逃れるための二足歩行だったか、思いに任せて歩を進めもし後に佇立する。小柄だったルーシーも視点高度を倍増させて、世界の広がる思いだったのは確かだ。みちくさに生きる歓びを見出だす彼女は、想像に難くない。また大地を離れた手がやがて、ワザ…

LUCY 03は二重と一重の一重繋ぎ

ことば遊びのようだが、こう言うほかはない。爪先はショートブライスで環にせず、ここも折り返した二重に太ロープを一重繋ぎ風に繋いだトップロープが特徴的なルーシー3である。バンドル(後述)のあるものが03でないものが04。 太ロープは三ミリ又は4ミ…

LUCY 01 続き

TYPE 318「LUCY 」の第一の仕様説明カットは、ここまで。ロープは三ミリまたは4ミリ。純綿三つ撚り。全体は環状に、爪先で繋がっている。4ミリで結んだものは、履き慣れるまで痛いのが普通。そのうち足が馴れるヨ──なんて言うと、ぎょっとする人がいま…

LUCY 01

01を五通りに結んで、解くまで。写真は6カットあるうちの三つ。

LUCY の01

左右の紐の先がつながっていて、輪になっている。これを「二結び」することになるが、初めてならすこしまごつく。対面して、手ほどきしている。通販に応じない理由です。これをルーシーの基本型と考え、01とします。4ミリと三4ミリがある。

00002をダッシュ化の後、ルーシーの練習(レンシューズ)靴にする。

今日より二人の助手、尚と翔がLUCY を試みる。結んでは解く「練習ーズ」だから、古靴でよい。私が履いた00002は番号が若いだけあって底に亀裂ができで、ダッシュ化してはみたがもう履けないもの。どれくらい古いか記憶がない。

TYPE 318-1

三井彩加さんはつい先日もギャラリーにいらっしゃった方で、その後も硝子越しに気になってたと再訪。318の進むべき道を示した最初の「318-1」を履いて、あっという間にお帰りになった。このスニーカーに結んで、三日と経っていない。値札も付けてなかっ…

TYPE 318

TYPE 318の方向性が定まった今日は2016年7月24日、「改」と呼んだり「ダッシュ」と数えたりしてきた紐をデコラティブに結びすぎたスニーカーの再編作業がコンスタントに始まった。この五足がそう感じさせる。改やダッシュのすべてが「TYPE 318」になる…

00177'

タイプ318-1

雲と向き合う離島桟橋

西と言ってかなり南に寄っているが、東から顔を出した陽が西の白雲に照り返して、帯状に輝く朝の光を太陽を背に望む今朝のような光景に出くわすことがある。それはほんのひとときのことで目を離すともう、空のどの辺りで繰り広げられた光景なのかを見失って…

ナンバーを廃す

スニーカーを350足結んだ──と言ってきたが、そのほかナンバーリングしなかったストックがある。手染めのカラーリングのコンビネーション不調の片割れや、染め以前のスニーカーなど数を把握していないが高温多湿の環境下でカビの有無を確かめる必要があった。…

四ミリ純綿三つ撚りロープハンモック全作

四ミリ純綿三つ撚りロープ

2ミリ、3ミリ、4ミリ。太さの違うこの三種類のロープで、ハンモックを編んできた。2ミリは二本採り,3ミリロープも素材が柔らかいポリエステル繊維ならそうすることが多い。写真は次回図録の新作の帆布を張らない、ネットだけのハンモックの全作設営展示…

318 「LUCY」

二足歩行の黎明期に生きて、318万年後にルーシーと名づけられた。比較にならないが318足目に成立したゆえにタイプ・318とした連続一重繋ぎ結びを、新しいスタンダードへの願いをこめてこんごは「ルーシー」と呼ぶことにします。

00127改

これはダッシュでなく盛りを減らして、履きやすくした。

00025''

クロックスをもう少し手直ししてみた、一日おきに履くつもり。ハンドルと称した尻尾を前向きに、ベロの紐通しループにしつらえたものだった。これをそのままにして、手を添えず爪先でグリグリ横着に履こうとすると、ベロが捲き込まれてしまう問題解決のため…

00025'

00025はクロックスで先は広くて楽だが、中底はクロックス得意の例の軽い樹脂。サンダルなら気にならないその肌触りも、ズックの底としては吸湿性皆無の材質が素足には気持ち悪い。 しばらくゴム草履を履いてきたのはスニーカーの何百とある所にいるので気に…

口実を嗅ぎつける

電波芸者とは桃井かおりの命名だが横断幕に挙げられた無邪気な三人はどうか? 自衛隊駐屯と引きかえに引き出せる巨額の方便に国立博物館はどうだろうかと、鼻の利く連中に招かれたと知らないはずはない。島全体が博物館とは箱だけつくればよいから、目から鱗…

おまけの等級

モーニングプレート、ホットコーヒーで。砂糖・ミルク・バター・ブルーベリー・ジャム、どれも要らない。かき混ぜるスプーン、下に敷いた紙ナプキンもなしで。コーヒーカップの受け皿もいらないが店の流儀に口を挟むつもりはないので、これでも遠慮もしてい…

どれから咲くか

つぼみがかたまっていると紫陽花のように一斉に咲くのもポンポン戦略もよいが、花が大振りなプルメリアなら花びらが喧嘩してしまう。そこで端から時間差で一つづつ咲いてゆくのが、得策というものだ。

万物足るひとりふえる

それが持てるかどうかは持ち上げてみれば分かる──ような行き当たりばったりではもう、未来予測は出来ない情けない水の溜まった膝を抱えて弱気になったところで、壮健男児・翔くんを我が「パナリ」に加えることができた。この上はない巡りあわせだ。五〇年も…

花の鼻先 島でできた畑作農家の友人は、キロ1000円だと島バナナの相場を教えてくれる。農協の直売店の出荷組合員はハードルもあるが、準組合員なら簡単だと。 尾張中央農協(愛知県)の株券が、父母私の3口分あるんだけど。空とぶ百姓を認めないか?株分け…

00115 00116ダッシュ化以前

しまむらは石垣にもあって島外で数をまとめて注文して、石垣島の同店て荷受けした。一昨年から昨年にかけてのことだ。金銀や模造蛇革のものはほんの二三足で、ほとんどがあげ底の水玉柄。色ちがいに組んだり、片側だけ手染めして非対称に取り合わせた。その…

吉沢休み

転んだ拍子にTシャツの胸に貼り付いて生きることになった、蛙のぴょん吉。そんな設定じゃ三ヶ月と持たんだろ──、コドモ心にもそう思わせた「ど根性カエル」だったが、どっこいこれが長命草!!膝に水がたまってサポーターマニアとなった某、お皿ゾーンがまる…