2015-07-01から1ヶ月間の記事一覧

腐った渋柿

柿澁と渋柿が混同されもするが、だいたいが渋柿が何か分からないと無反応なひとも少なくない。タネのない食用果実も多いから、渋い実にかぶりついた経験もないのだ。成果の柿の木は五本ほどあって富裕は一本、ほかは全て大方が渋。渋いばかりでなくいくらか…

鉋クズで、石原数也。鳥取県・工房Syara

アシックス、鳥取県境港市の自社工場。

イスラエル系島バナナ、上原順子さん。

暮らしの中に。

カタログの中の見かけの野外生活には、コンマ何ミリ厚のパイプを自立スタンドにしたハンモックが張ってある。あんなのはどうでしょう?よく訊かれることだが、ぎしぎしいうベッドで寝たことがありますか?と、きき返す。 カイヨワの「遊び」を座右に置いて遊…

00025は、なかちょう。ここまで。

オリーブ猫、明太子・梅干の簡単府

明太子、今年もMさんにもらいました。

ウォーク・アバウト「美しき冒険旅行」という邦題

私立の小学校と高校に通う姉弟がワープするワーゲンで、ヨーロッパとオーストラリアのネイティブ少年と自然体験する映像詩……トでも言えばよいか。 驚異の新人は、大家となったかしらない。行く末に興味を持っている。

9.89kWの蓄電システム

二つ目のハンモック

「小さな家」は四畳半だから、就寝はハンモック。さらにロフトにもうひとつハンモックを吊って、二人が寝起きできる。 そのためにロフトに取り付ける、小振りなハンモックをあんでみた。近日Kの小屋に吊って、ご覧にいれます。

あれするなこれするな・2

双胴ヨットに張った六人ハンモックにこれほど、あれするなこれするなと貼り紙を提げた。

あれするなこれするな・1

帆かけサバニ

登野城からゆらゆらやって来て石垣港の開口部に向かうか、新川魚河岸そばの舟溜まりに向かっているのか? 腰で支えた幟より、傍目にもフラついている。サバニは底が平らだから、帆を張るとなんだか落ち着きがないもなだな。

午前七時の積乱雲

東シナ海に白雲が生まれている午前七時、週末の石垣港離党桟橋は静かです。

西日射す御嶽

御嶽はオンタケで変換しているが、島では「うたき」。港の一翼を形成する人工島とを橋渡しする地点、かつては波打ち際で航海・漁業・海浜神事の一切を仕切っていた御嶽が、喧騒に俯くかのごとく存在している。その橋詰に日没の名残りが、地上の構造物の隙間…

上蝶下蝶

じょうちょうげちょうと読む、なんちって。00025、翌朝はこうだ。埋もれ火はまだ、燻っておるな。今のうちに、靴紐遊び絵解き一〇〇通りをメモっておかにゃ。

もうひとつの赤い橋脚

一連の写真報告は元ウィルコムの旧スマートホンによるもので、ビックリするほどテードが悪い。悪いが、マーシャル・マクルーハンにならうならこれこそが大きな感情移入の可能な、ホットなメディア端末なのだ。端末だなんて、言わなかったころのことですが。…

小さな家と地べた

小さな家の一軒はケンちゃん(犬)を、建設当時から隣人としてきた。 小さな家の小さな室内を立体的に使うためにロフト・スペースが、タタミ一枚半サイズでしつらえてある。ちょうど起きて半畳寝て一畳で就寝一名に相当するが、さらに一名追加にハンモックで応…

00026の末路

これが00025の最終形の、のち!の末路です。ズックから平紐を引き抜きに抜いたのに、今どきの平紐のお気楽さを思いを致さなかった。コドモ靴では紐を装飾として扱って、脇のチャッ クで脱ぎ履きするものが、1×才ごろまでは大半。さらに飾りの紐も伸び縮みす…

役所公司

私には新しい監督とおぼしき、クライマーズハイを映画にした監督だという。井上靖の、母をめぐる確執を描いた自伝的映画。時代背景は1960年くらいから、次第に老いていく母と小説家として成功した私のファミリーの物語だ。役づくりなのか判然としないが、作…

台風一過、足元見直す。

洗いざらしたアルミ痕つきの平紐は伸縮性ほどよく、あらためて履き心地よし。この一年の後付けが思いやられるが、指先の習い性というものは小回りが利かない。VOL.2の文字稿部分、まだ手をつけてもいない日曜日。足元をみる。

ハンドル

ハンドルは自作の名称、紐通し位置が上すぎて遊んでいます。その際、独立した尻尾を取り付ける。大きく弧を描いて、チョウチン鮟鱇を思わせる。アンコウまたは気取って、ハンドルと命名している。出来合いのスニーカーにミシンをかけているので、うまく針が…

00025最終形の右側の靴紐をほどく。

みぎは簡単、中央の折り返し点で繋がれたショート・スプライスをほどけば、両端から引き抜ける。 こうして00025は、生まれたままの姿に戻った。

左足のひも解き

向かってみぎだが、履くご本人にはひだり。本人にとって右が左に、表記を統一。一結びが折り返して長さを調節しているが、それをほどいても靴から紐が離脱できるものでない。端の始末を片方、ほどく。中央の折り返し点まで鳩目から開放したら、尻尾をひとつ…

00025に13ヶ所の始末

元通り平紐に戻す前に、00025の最終形を黒板で図解。13ヶ所に九通りの始末が施してある。ここに至るまでにどこをどうしたと詳しくしないが、路の途上にて折々に締め直したり脱ぎ履きして解いたり結んだりした。ペンギンラー油が開いた土産屋が折しも台風到来…

あー、さっぱりした。

さいきん私の足許はクロックス。ナンバーリングは00025。まだはじめた頃の結びは過剰で、尻尾がぶらぶら。毎日履いてみると、そりゃあ邪魔くさかった。洗濯機でかき回したとある折り、尻尾をちょん切って「ダッシュ」が出現した。以降ことあるたびに、ポピュ…

映画週六

遠雷、根岸吉太郎。殯の森、河瀬直美。スワロウテイル、岩井俊二。11.25 自決の日、若松孝二。ほかにも処刑の島、篠田正浩。北のカナリヤたち、坂本順治。若松は背伸びしない人だった。老成するプランははじめから用意されてなかったとの感想。○×よりずっと…

ときどき行儀よく

巡視艇は姿が見えない。港の中でごっつんこしないように、名蔵沖で風待ちしている。何百年も前から、船がやることは同じだ。風待ちは帆船時代にはとらえる風を待っていたわけだが、今ではその止むのを待っているわけだが。ときどき来客があると家の中が片づ…

とっくりキワタのタネ

綿毛ひと塊にひとつ、タネが含まれている。綿毛はタンポポのそれのように落下傘やパラソルのような、指向性をそなえて空に放たれるようなデザインではない。もっと、こう……モヤモヤの綿毛だ。上昇気流にのればもちろん勇躍するだろうが湿った風に浮遊したり…

とっくり棉(キワタ)ここまで

作年末から春先までどのとっくり棉に花が咲いた咲かないと言って、実がどうのとメモを重ねてきた。以来今年も半ばに達して台風9・10号到達を予感して、この件を締めくくった。 まだ実の付いているとっくり棉を、この手に収容した。緑蔭で風待ちの風情のぼ…