もうひとつの赤い橋脚

一連の写真報告は元ウィルコムの旧スマートホンによるもので、ビックリするほどテードが悪い。悪いが、マーシャル・マクルーハンにならうならこれこそが大きな感情移入の可能な、ホットなメディア端末なのだ。端末だなんて、言わなかったころのことですが。

こちらのタグボートが突き立てている赤い柱は、2と画かれていない。つまり1というわけだ。午前六時前、無記名1は港の南端を形成する人工島のくぼみに取りついて始業に備えた。

か、に見えたが四角い鉄の塊を牽いて現れた。湾外のどこぞ現場に向かうのだ。私は目的地は伊原間港ではないかと思います。一連の琉球弧はマイケル・ジャクソンの顔面のように、スクラップ&ビルトに際限も節操もない。

人工島に林立する鉄の柱やアームは、私の居する501からの眺望を一変させた。サザンゲート・ブリッジなどという恥ずかしい名の橋を渡って、その様子を私はときどき見に行く。

おや2でないタグボートは踵を返して、南へ向かう不鮮明写真一枚追加。初見より半時経過、さるばどーる・だりのように巨大な朝の雲が背景デアル。