2009-06-01から1ヶ月間の記事一覧

生物兵器

すでに今日は島に戻ってる予定だったが、滞在期間を7月3日から13日までに変更しました。今回はおそらくは未完成で投げ出したままの編み針につながったハンモックの後始末に、「手編みハンモック講座」受講者の皆さんのもとを戸別に巡回する目的ですから…

鳴かないヤモリ

島のものと違って当家のものは黙っているが、フレームからはみ出す元気にかわりない。背中に一点破線の稜線がある。こうだったかな、まじまじ見てみる。築六〇年の二階家は、あらかた解体。彼の家を守る役も終った。解体した古木の間で休むヤモリ。 島でヤモ…

雨宿り

この土日、つぎの土日と人を招いて田植を予定している。雨でも私はするが来る人は、まずない。粳(うるち)米になる苗はすでに植わっていて、手植えの古代米の苗を植える余地を残して待ってきた。 夜半に雨、昼まで降ってあがると予報は言っている。ラジオ深夜…

三つめの島土産

いかにも武骨なブランド「土牛」の楔を三サイズ持ち帰った。さがせばどこでも見つかるだろうが、島で買う気になった。農・工具の柄をすげ替えるにあたって、新調した。大一つ320円、中二つ315円、小二つで230円。小で大人の小指ほどの大きさである…

荷造りすんで/写真追

荷造りすんで

今回の渡島の目的を済まして、荷造りをする。部屋の片付けを小休止にして、昨夜に糸屑をつまむ。綿糸巻きの農業ロープの切り屑を、解体してみた。三つヨリはそれぞれ引き出し成形してされた一本だと思えたが、昼の光のなかでみればそうではなかった。 その一…

この二冊

もう一冊を挙げるなら、デズ・ポースンの「THE HANDBOOK OF KNOTS」。訳に不満もあるが、また手伝いにお話ししましょう。

NHKまる得マガジン「ひもとロープの結び方」

教育TVテキスト2006年放送のものだが、その後しばしば再放送されている一つが「暮らしにすぐ役立つひもとロープの結び方」。講師・著作は小暮幹雄。ハンモックの項はないがテキストを頼りに工夫をすれば、自分なりのハンモックが出来るはずだ。 今年二…

「八重山古陶」その風趣と気概

「八重山古陶」その風趣と気概

表題は一昨年、曾津八一記念博物館(東京)、壺屋焼物博物館(那覇)と大濱記念館(石垣)を巡回した企画。その図録を港に近い焼きもの屋の主が渡してくれた。この島に産出する陶土の話に、答えてのこと。いずれお返しするつもりであるが、秋田生まれの女主人に春…

人にもマンゴーにも肌触りよいロープ

訪問神の写真パネル

キャプションに撮影データ、撮影者ともに未記載。

「パイオニアアパートにて」

前後の土日に始終さ迷う祭が当たり前のように思っているが、この島では違う。苗田の安定期にやってきたのは、爬龍の次の日だった。 小さな部屋に満載のハンモックをやっと整理して、横になることができる。ベランダはまだ流木で、物干しもままならない。手三…