赤テントの南口に巣くう蜂の巣は頻繁だが、ただ今建設中の小さなものを一つ削ぎ落とした。まだほんの発展途上だからすぐ諦めるだろうと、思ったのは一昨日のことだ。ちょうど上向きに堕ちて、三びきほどが、地上の土台木の上でなにやら作業を続けている。転…

赤テントの南口に巣くう蜂の巣は頻繁だが、ただ今建設中の小さなものを一つ枌尾とした

1947年から1949年までGHQが表示を義務づけた輸出品標示。

風速60米、港の六Ｆ、停電の夜。おともだち、まだ夜は長い。

蝉や蝶の羽がどのようにたたまれているか、心の中でフィルムを逆戻ししながら羽化の様子を見ていた人も多かろう。植物の葉もまた、同様の趣向で眺めることができよう。ギャラリーのオープンのとき届いたモンステラが根を張った様子は、私の島での暮らしぶり…

教会と名乗る看板を立てているがプレハブ小屋、その裏庭とも呼べない一隅に隙間なく生えた二本。太さは共に電柱ほどだが、木肌の違いを見れば生きてきた年月の差というものを思わせる。一度お話を伺いたい。農協の側から西に歩を進めると到達する新栄公園の…