2015-01-01から1年間の記事一覧
一つの靴に10通りに結んだから、これまでにこの靴には九種類のほどいた結びが存在している。むかしむかしこんな連中とマンガに血道をあげて以来、これほど夢中になる鉱脈に再び行き逢うとは思わなかった。ゴールをゴールとも思わずテープは切ったがまだ先ま…
フリルのコンバースは残り三足、ついでに「すぐ履ける仕様」にしておきました。履いてみたい人が「繙く/紐解く」ことが主眼だが、ちょっと後退。
ありがとうございました!! 日航に宿泊している〇〇です。 本当に可愛らしい世界で一足のスニーカー 大切にしつつ、たくさん履きます 甲高ですが、ぴーったりでした また石垣に必ず戻ってきます ──というメール拝見。履きやすく手直しして、明日朝早く発つ…
製作番号は24+23番目、当面は00301-13とカウントした。このラストツーの左右の端始末を、揃えなかった。奥は最終穴から内に入れて、次穴から出す。これを「中入り・外出で」、手前が「入り外・中出で」と言っておきます。トリッペンは足を靴の中で遊ばせな…
リタイヤしたあたりの旅行者、トリッペンの靴を見て試着。合うスニーカーが、ピンクとの取り合わせで断念。残念。靴屋は難しいネ。先日の彼女に書いてもらった手紙を見せて、意図了解。耳から聞くだけだから分かりませんが、ベルトラムさん? 来年の夏はベル…
24+24は24+18まで来た。残すところ、六作。バリエーションの展開を廃して一つひとつが、独立峰として立つものでありたい。目標点数を先に掲げると、数をたのむことになりがちだ。先も見えているので、トリッペンは小休止した。代わりにMの古靴を三足、結…
──とおもったが、思い直した。ヒトの結びの歴史を、逆に辿ってみると考えれば、これもあってよい。二度目の24作中の11番目にカウントして、整理番号は00303-3に相当する。
過剰な結び──だが迷走を戒める必要がある。火の獲得や紙や、手の延長の第一歩である棍棒や枝。二足歩行で地べたを離れた手が為したことに順番をつけれなら、結びは十指圏内に入るだろう。(指折り数える行為はどれくらい?)。煮詰まる──などと考えないが、こ…
履き古した「MERRELL」。裏はサーフィンをしている波と人物の成形ゴム底になっていて、「波」という漢字が読みとれる。二万円近くしたような気がするが、輸入靴ではなかったとおもう。紐穴は三対しかない。00309以降は、ふただび新たな24通りのトリッペンの…
Mのハイカット(刺繍)
00304まででトリッペンを一区切りしてアルバムに綴った、その結びのバリエーションは24通り。更に24通りの新しい結びを結び直す予定で、trippen 24+24と題したDMを出稿してある。靴は6足しか残っていないので、取り替え引き換え結ぶことになる。その前に一…
進化の過程でアダム・イブとなぞらえられたアフリカ。少年期。
那覇にとっくり棉を探して徘徊していると、連写設定になっていたスマホが覚えのない路面をとらえている。 連続柄のレンガ敷きは見栄えがしそうだが、自転車の乗り心地はよくない。舗道は誰のためのものか。 ひと昔前はこうしたレンガの六倍相当の、コンクリ…
とっくりキワタの並木 白ゆり──でなくて姫百合通りに牧志から回り込んで、与儀十字路あたりのバス停にとっくりキワタは満開。先日の新聞報道の後追いのつもりだったが、見つけられなかった。中学校から車が出てきたので目をやると、奥へとっくりキワタの並木…
花いつつむつ
おたん婆(ばば)辺りを歩いてくると、初見のロープあり。よく使い込まれたもので、その腰の馴染む様子がしのばれる。 ここの前はいつも歩いた道なのに、気がつかなかった。いつもの光景のようだが、そうしてみるとどこかから運ばれた廃品を洗ったところかもし…
ありがとうございましたと、二方向から言っていた。掲示板はガラス張りで剥落しても、痕跡をこれほど温存している。閉館間際には沖縄県によるものと石垣市の手になるものの、二種類の張り紙があった。その微妙な語調の違いを、定点観測してきた。まだ報告は…
温かいが冬は冬、ナンキンハゼにま桜にも葉が離れようとしていた。
人生のパイセンTVの若いディレクター、荻原啓太。
ちょうどよい所に枝はない。──そうは思わないが私に限ってのことで、不慣れな方々がハンモックを吊るには致し方ない。そこで一方のここという枝から測って、ベスト・ポイントに支柱を立ち上げたらどんなによいだろう。他人の所有する山やパブリックな公園に…
等身大のクマというものナンだが古道具屋から連れて帰る時も、ちょっと辛かった。○○や××に出くわしてでもしたら、と。話し相手を求めて、ではなく程よいボリュームのものをハンモックに載せる為に。それがどうだ!ギャラリーを閉めて灯りを消してしばらくす…
司祭はプラスティックスの虫籠の所有者であろう。島の公園にそれもそのはず、砂場はない。周囲はいたるところ、砂場のようなものだから。独り遊びが似合う、背後に信者なぞ背負わなくとも──。どんか祝詞(のりと)であろうか? おねいちゃんのバカ・おねいちゃ…
ガラス越しだがサンルームといった環境の南面2Fの、喫茶・カフカで発芽を繰り返してきた。さすがに亜熱帯も12月に入って、双葉の緑味が薄れてきた。有刺林(造語)を名乗る日に、私は存命しておるだろうか?
限られたコンビニのマガジンラックのキャパシティに、ロープワークとか結び方といったタイトルが入る。火災を起こした高層ビルからシーツをつないで脱出するとか、負荷を掛けても絞まらないロープ中間点でループをつくるには──などとどれくらい役に立つか定…
ちょうどよい所に枝はない。──そうは思わないが私に限ってのことで、不慣れな方々がハンモックを吊るには致し方ない。そこで一方のここという枝から測って、ベスト・ポイントに支柱を立ち上げたらどんなによいだろう。他人の所有する山やパブリックな公園に…
撮影後ふたたび全てのハンモックを外して屋根を支えていた木造トラスは、ご覧のような有り様に戻した。プレ展示では更に過剰に、50本くらい張ります。たくさん明いている窓から見ていただいて、中には入れない展示方法にする予定です。アコウの森に吊った50…
屋根の抜けた空間に渡した一〇余のハンモックによいタイミングで陰がかかって、立体的なカットがとれたのではないか。頷く相棒のいない作業だったが、くさはらを見やれば外野に眼あり。鶏よりよほど大きいが、アマサギにしては濃い。日焼けしてるのか。山麓…