2016-08-01から1ヶ月間の記事一覧

足ハイレグ

そもちょいと背骨がつぶれた一〇余年前に始まる。背骨をかばって股関節を痛めた。股関節をかばって反対側の甲を傷めた。踵に痛みが移って、今度はまた反対側のアキレス腱が腫れたら──バナナが稔った。バナナを株分けをしたら、膝に水がたまった。株分けした…

散策の憂い

俳諧趣味はないが徘徊趣味の私に膝に水がたまった歩くなというのはさみしいことで、小康を得てどこまで行けるか早速ためす。もともと遅歩フラフラ歩きでさらにのろくなったが、さしたるあてを掲げない。健全な二足歩行時代から往路をタクシーなんてこともあ…

くらしとわたし 

衰退していく手ワザのなかで、私の日々に残っているさまざまを頁の隅にメモする──の、1「5キロ10キロくらいの米袋の口を縛る」袋の上辺の端まで、五センチくらいを残してハサミで切る。 米はビニール袋に入ったもの。 米を買う身になって3キロ5キロ単位で買…

白くて花芯は黄色く、中心に向けて羽虫を誘う。

中年のおじさんとは幹の形状が違うものもあるが、それでとっくりキワタの範疇からもれようというものだ。市役所脇の並木は名の通りでまだ若いだけだ、腹が出てないのは──。ここの話でなく、某緑地のわずか数本の徳利キワタこそ中年で、実ができないのが不思…

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ここまでか?

まだ続く。

いくつになったかな、重複したかな。

10、11、12。

7、8、9。

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4、5、6。18房から4房採ったから、14房残っていたがバナナの花が増えてるような気がする。

1 18房のバナナを各々写真に収めたのは8月2日だった。

そのうちの四房を収穫して黄色から黒く追熟する経過を観察して、生食したり冷凍したりジューサーでミルク・ヨーグルト・クラッシュアイスなどでかき回して胸焼け^_^;した。名古屋まで試しに、二人に郵パックで送ってみた。思ったより送料は安かった。なんち…

農業資格は土地にある?

天井を仰いだら

マンション暮らしの「私の部屋」コンテスト応募のネタに、天井の照明に先島諸島を切り抜いて貼ったもの。斡旋不動産屋の八百長だったが、選考を辞退した。そこここに散乱する観光パンフの地図ページを拡大コピーして、切り抜いてテープて貼るだけ。与那国は…

まだある。

登野城小学校は八重山高校と並びにある、海側から桟橋通を登って巡ったのは実は初めて。そこでサイパンやテニアンでしか、お目にかかったことのないものを見た。七〇年前の空気が閉じ込められているにすぎない。

町歩き「私の真贋」

えっくすぴー2000にこんなスナップが大量に残存、紙焼きは島に運んでからようやく焼却した。データとしてのこれらはパソコンごと廃棄されると思われたが、ミユージアム用地が1300坪もあるんだ埋めちまおう! こう行く末を決めると心がこんなに軽くなって、ま…

ダクトの暗がりに

ダクトの暗がりに皿に受けたもの、枝珊瑚と軽石と砂。丸い方が軽石だが、砂もまた丸く固められたダンゴになっていた。そのままそーっと二三年は丸い形を留めていたが、大きくひび割れるとやがて四分割して角から形をなくして、こうして砂に還った。2012年夏…

結びの壁

ギャラリーの外壁、石垣空港から北に八キロ地点のミユージアム予定地の屋根なし棟の隅に、生家から運んできた山ノ神を据えた背面壁に七つの結びを施すナリワイを興す。でっち上げに類するが、営々と続いてきたもの例外なく、創始の様はこんなものではいか?…

バナナ・とっくりキワタ・四季柑(シークァーサー)

この島に来る前はパスポートもなかった、飛行場の隣で生まれながら飛行機にに乗ったのはYS11で新婚旅行で金比羅さま(何時代?)に一度行っただけ。それがある時を境に、島に部屋を借りて一ト月おきに通いだした。ギャラリーを開いた時裏庭に植えたバナナが…

むのたけじさん101才の黒枠記事

たいまつのむのさんでなくとも、目線なんて所に赤鉛筆をぐりぐりするでしょう。

00250’

二〇番の次は二五〇番目を、結び直した。23センチのノンブランドのスニーカー、淡い茶褐色の濃淡が左右にある。「ルーシー」もうっか気を許すと、入り組んだ結びになっていく。これで今日の仕事も、一足半。ここらで「ルーシー」のバリエーションを比較でき…

00019’ 00020’ のピンク組・続き 

黒・桃、それぞれ二つの番号をもつにいたったが、こちらは「ルーシー」の6にあたるだろうか? 解いた盛りロープ片は何番のスニーカーに結んであったものか記して分類整理してきたが、もうその必要も感じなくなっている。下の写真のように、夥しいカラフル縄…

00019’ 00020’ のピンク組 

夕べのつづき。この盛った仕事が始まって間もない若いナンバーリングを前にして、結んでまだ二年なのに長く遠くまで歩いてきた気がする。「すぐ履ける化」を免れたスニーカーも五〇足ほどあるが、他はこうしてダッシュと称した結びのリメークをほどこしてき…

「ルーシー」一足半

ピンクの片方がダッシュ化できただけ、黒いのと併せても一足半。南の島の日も落ちて、今夜はここまで。一日一足半、これぼど手間が掛かってるように見えないだろう。手仕事のありようとしては、今の私には似合いだ。00020‘は交差を積み上げただけで、捻れ上…

1959

00019と00020はピンクと黒のコンビだったが、トリッペン最難度の不完全なスニーカーバージョンをこのように改めることができた。前者を1949と呼ぶことにしたが、こちらは1959である。そのわけをいずれ話す。トリッペン最難度は一足につき四本のロープで結ん…

1949と、303の最終バージョンをスニーカーに結ぶ

スニーカーの穴数はトリッペンより一つ少ない、これが1949が生まれた理由。ハイカットのスニーカーはトリッペンより穴数が多いので、トリッペンと同じ結びが可能だ。相当初期の00019と00020のコンビを同色に組み直して、00019“00020’に取り組んだ。 写真右端…

1949をもう一足

シンブル化傾向と言っておきながら「盛る」方も懲りてなく、1949をもう一足結んだ。カラーリングは生ナリとサトウキビグリーンのコンビのまま。私の足は甲高かですが、スニーカーのその合わせ目を締め上げない構造に、図らずもなっているが作者本人の試着感…

満月がもう少し沈むとムンクの絵のようなボウジョウの照り返しが水面にできるが、もう太陽と交代の時が迫っている。

左右の小さな差異 00091‘ 00092‘ついてもう少し。

つま先から通していけば甲の方に上って最後に紐通しルーブを潜らせる、その直前だけ右と左で「内から外へ」と「外から内へ」と 小さな 差異を設けた。ここが何かしら信仰と関係している──気がするのだ。いま、小さな「差異を設けた」と書いてみた。これは正…

ハンドル

それぞれ同番の異色(白)があるが、この際コンビ解消同色に解組したのはここまで。白い片割れの方は染め直す予定だが、来年のことだろう。よい染め手に出会えることを望んでいる。紐通しループから太い尻尾のような掴み甲斐のある突起をのばしたものを、ハン…

3ツ撚りロープ

オキナワで美味しい米が採れると思わないが、藁は本土よりずっと良い位置を占めている。稲作の伝来プロセスが永々と、その残り香を今日まで留めているような気がします。 運動会の定番プログラムに「縄ない競争」があったり、祭のメイエベントが綱曳きだとい…