2016-01-01から1ヶ月間の記事一覧

The Cure

レンタル店のケースには「マイフレンドフォーエバー/ピーター・ホートン」導入-201206の、ラベルが貼ってある。難病ものという区分けにされるだろうが、作られた1995年からエイズの受け止められ方も少しづつずれてきた。ここでの着眼点はスニーカーにあって…

00237

エルザは純日本女性と二人連れだった。そのもう一人の名前を伺わなかったが、彼女の足許にも00234をダッシュ化した一足とした。向かって左の桃色の紐中央に対角線状、三つ巻きした一重継ぎが 長さを縮めた表情になっている。

ベルリンから日本語でOK のエルザに

ドイツから直接コンタクトあるかもと、それもまた困る──そう想うまもなくコーディネーターが現れた。エルザは日本名を持つハーフ。とりあえず032シリーズを一足、ダッシュをつけたすぐ履ける仕様にして渡した。

ブローク・ンハートのその後

傷心は訳なく癒えた、痕跡を一日おくと探すこと困難。

赤色蝙蝠

演出でなくこれが、室内の自然な写真。輪島塗の椀一〇〇客揃いに、蝙蝠の沈金がどんな風に有難いのか? お婆ちゃんにその昔訊いたことがあると思うが、覚えていない。六〇年も前のこと。 なぜどうしてを連発して、家族中を困らせたものだが──。二〇客ほどに…

配給会社、ユナイテッドピープル

想う映画館、広野聡美さん。

ボルネオ、イオニアドーリアコリント。

腐る経済、パン屋「タルマーリー」

鳥取県智頭町の園舎のない森のない幼稚園関連小学校。中日「特報・話題の発掘ニュースの追跡」中山洋子記者。

山と言葉、小林博美(フリー編集者)。

着物を通じて和の文化を楽しむ広島市のサークル「ひろしまきもの遊び」代表・沢井律子(44)さん。

首都ダッカで黄麻(ジュート)の袋見て

縄や土嚢袋に使うジュートで、高品質のバックを作れないかと考えた。

板書

生まれ育った近所にチョークや黒板の工場があって、キズモノのチョークをよく拾ってきて遊んだ。黒板とチョーク?包丁とマナ板くらい近くて遠いから、メーカーとは言えどちらかは取り売りだったのかもしれない。お絵描き教室では黒いオリジナル・チョークを…

ロープ欠片

大垣の岡田防水布店で染めてもらってる柿渋の、四ミリロープが尽きた。トリッペンの革靴はつまるところ、この四ミリの柿渋ロープで結んだ六足が最終形になったからだ。オーブラ・レンツさん、堀典子さんに初めに見ていただいたトリッペンに結んだ最初の靴が…

板書

先は他力本願、年の始めに。

かつて他力本願の真意を言い訳する坊主がいましたが、わが「結びのミュージアム」の行く末も誠にもっとも。一〇年足らずの先しか見ていない。ハコは粗末がよい。その先のあるなしは、その間如何ほどのものを尽くせたかによろう。二棟の遺構の一つは写真のよ…

みなと春景

オートフォーカスも焦点に迷う港のハエ手摺にとまりて、会話す。

明けまして、なんですか?

風も鎮まり静まりかえった正月二日、散らかったギャラリーをゆっくり片付けよう。島の人はいちょうの葉を珍しがるよ、パウチして土産にするとよい。勝手口に詠み人知らずの書き置きあり、二日書き初めナリ。マリーとマルグリット、よく出来た映画だったよ。

2016・1・1

トリッペン24+24つまり二廻り目の24作中の30番目は、年越しして結び納めした。レンツさんには急いで24作をアルバムにしてお渡ししたので、いくつか手直ししたいものもあった。これで「24+24」を六作の取捨選択の余裕をもって、複製アルバムの編集に回せる…

奇跡のひと「マリーとマルグリット」ジャン=ピエール・アメリス

かわいい奴

遺構二棟その境はガレの棄て場になっていて、まずはここから手をつける。ガレと言っても島では、コンクリート片のことでない。大きなものは敷地外辺に、素人なりに積みはじめた。赤土が流失した形跡が、路面を雨後変色させている。石組みをその防波堤にしよ…