2012-09-01から1ヶ月間の記事一覧

南風原の沖縄タイムス通信員平田美智子

盲学校との交流

沖縄盲学校 高等部の11人(田原光ほか)と真和志高校介護福祉コース(知念麗奈ほか)の33人。

ナイフで描いたロゴタイプ

まだ方法論が定まってないが、新聞の見出しには手書きの文字を使う。 書き手はすでに、決めている。この島で看板描きになったがすでに廃業して、現在は養豚場で働いている伊波(こう書くんだったかな)。島にきてすぐ、選挙看板の平筆で描いたゴチを目が留まっ…

過ぎたるは

浅草の従兄弟は長く靴問屋をしてきたから、何年か振りに訪ねた折りには、よほど頼もうかと迷ったが思い止まった。 土産屋をしに来たんではない、と。足の指は親指が最先端にある人と、人指し指が最長なタイプに分かれる。それによって、鼻緒の位置を変えなけ…

太平洋に面した側

台風のコースによるのだろうが、この島では浜歩きの初心者だ。流木はどこに求めるべきか? というより、私が知っているのは100度は出掛けた伊良湖岬だけだ。 だが思えば其処は此処から見れば、北上を続けた黒潮の行き着いた果てであった。その許を辿って…

縄文のヴィーナス

ミホミュージアム滋賀県で現在開催中 土偶コスモス

歩く清潔な重し

夕べは私も遅かった。編み上げたハンモックを頭上に、掲げて切り上げた。 帆布にやけに縦じわが、目立つでしょ? 編み目も絞まってない。適当な重しが、前を通らなかったから。えー、ほんと?載せてくれるんですかー! と、海から戻ってシャワー浴びて宿に戻…

路上寝込みという見出し語

日曜の朝もはや九時を過ぎた。朝の散歩帰りでおます。 島の港は賑やかだが、お土産街は人気ないない。 そろそろ目覚ましが鳴るだろう、ガラガラーというシャッターの開く音である。

今日のぞうり

今日、浜を歩いて私の琴線に触れたのは、この三つのぞうりの片割れである。こんなこと始まっちゃって、どうよ?

客引き

石垣の人並みはやはり非日常に属していて、ハンモックだ〜と言ってのぞいて人が通る。 さもありなんと彼らも思うわけで、ひとまずここで良かったのだろう。 手編みのハンモックは結び目が締まってなくて、一度ひとを載せて伸ばす必要がある。そこでそんな一…

木箱の豆腐

配達されてきたところに行き合った。 木箱の中に木綿が敷いてあって、金属ボールにぽんと伏せられた。 お得意は六軒。配達は午前十時半から、松子さんが自転車で。

栽培、自由は名か?

マングースやヤギや孔雀、動物ばかりか地に人が蒔いた穀物や野菜の種でさえ、支配者の都合で孤島に送られた彼らと同じ受難をイメージして、モノ・植物・動物ヒトの分け隔てなく語る者はいないか。 故郷から石を数年ごとにとどけてきたその心の裡を……。

プルメリア

プルメリアという花も、南の島に来てそれだと知った。 風車のように回転軸に沿って、一方向に重ねて開くさまが愛らしい。 ハイビスカスは白いと喪失感を漂わせて見ていられないが、プルメリアの白は付け根を柔らかな黄に染めて美しい。裏庭(南側!)とも呼べ…

石組み

沖縄の風景の中に石組があって、日本の木造文化とは明らかに違う。 久米三十六姓がオキナワに石造技術を伝えたからとか、石灰岩が身近かとか台風とか市街戦が木造家屋を灰にしたとか……。 石組みに親しみがふかまると、郷里に置き去りにした屋敷の石組みに心…

今日の一本

今日の一本は出来上がらなかった。 今日も小笠原プレゼンは着手できなかった。 あしたこそ。

久米島通信員盛長容子

琉球しんぽう

稲葉という村

高度成長期に消えた村の名前を、よくよく思ってみる。 川づたいに出作の村として興った集落が、稲葉。亜熱帯の河口に拓かれた村、稲の青い葉。百姓の僕でさえ、その語感を喚起できなかったポスト高度成長期。

赤座憲久八十五才

死因には低酸素脳症があげれている。 一時期の心不全のように、見慣れたがなかみを詮索しなくてよいの意か。

一直線

シュンジュンする腕、壁に挟まれた空に上昇志向を示す果物時計草。 どちら側の壁にとりついて目指すべきか、おのれの根に聞いてみよわからず屋! ほぼ一ヶ月たったので、いいかげんに伝を一本彼女を引き寄せてみた一時間後。腕はまだ廻すまでいかないが、か…

赤土で藤永法子(小笠原父島)さんがそめた

染料と顔料の違いは粒子の細かさの違いにすぎない。化学染料にはまた別の分類があるだろうが、土や植物を使っているところでは、色落ちすることがその証明であるといえる。 番手の荒い糸の表情が、土の粒子を気持ちよく繊維が留めていると言っている。湯通し…

最後の一本

フォークリフトがそのフォークで荷を掬い上げられるように、荷の台座にはゲタをはかせてある。 台座はパレットと呼ばれていて港や鉄道・トラックターミナルの使役で使われる光景は見馴れたものだが、木製のパレットを見ることは少なくなった。 下に隙間を作…

まーみやカマボコ

アフリカの米、熱研公開講座

九月一九日午後七時から健康福祉センター二階で、柵原誠司の「アフリカの米増産にできる世界の取り組み」公演。

不完全な葉

小さくない。私の手ほどあるが、それでいいのと思えるようなフリーハンド。要介護の巣のようなアパートを出て、散歩コースが変わりました。 植え込みの葉いちまいさへ、ふたたび新鮮。

三合瓶を10本縛る。

実用書のいちテーマにロープワークやヒモの縛りかた指南があるが、そんなもの見て為したとは思えないものがよろず屋の床にあった石垣島。

パナリの把

漢字表示も併記したらよいと思ってきたが、その割りに考える゛あ

そういうものを見る

この空間で他の個展などをするのは難しいのではないか? わがことながらハンモックがそこかしこに二重三重に下がったギャラリーパナリの空間を見回して思います。思ったより存在感のあるソレらのなかで、コレが自己主張して参りました。目鼻に見えるひとつが…

赤いオートジャイロ

赤いオートジャイロが飾ってあったエアポートの展示空間を、思い出す人がいるだろうか?昨日のオキナワ二紙は共に裏表ぶち抜きの見出しで、普段なら沖縄タイムス・琉球新報を交互に買う読者の僕も両方手にとってしまった。 写真図のようにオスプレーと従来型…

カツオ一本

フレームに収まらない

生なりと言ってるが、うっちん茶で煮てあることか多い。または生なりであったがしばらく経ったので、お茶で染めました……だ。 タイプ‐ナツの流木を切り揃えるのをやめたので、写真のフレームに収まりきらない。19穴のこんな大型のハンモックなら、これでよし…