2018-11-01から1ヶ月間の記事一覧
歴史読本「日本離島総覧」新人物往来社昭和50年8月号。 オールガイド「島の旅」毎日新聞社昭和48月(1973)。 島の情報ガイド「SHIMADAS」95 財・日本離島センター。上は「歴史と伝説の島400」。中は「全国版3000島」、下は北↔南456島からのメッセージ。と、副…
先代とは 父子逆転した子のことだが、遠く離れた島まで運んだ幼稚園の出席ノートをようやく始末した。見返しにハモニカのお稽古カードが、挟んであった。 年長組のもので五歳の秋から六歳の春まで、かえるのうた・ちゅうりっぷ・ひのまる・キラキラぼし・た…
あさ飯を詰めて、何げなく結ぶ写真報告の意図は、例えば「微笑」のように(何気ない表情に複雑な意味が含まれている)。結びというものがいかに奥行きを持った思考の回路であるかを、知ることになった。
ナナサンマルから程近い桟橋筋の歩道植え込みに育っていた双房のバナナの充実を見守ってきた。亜熱帯の秋風にその歩みはゆっくりとしたものだった。観光資源と地元じゃ言うらしいが言えばこれこそそれではないか?子どもの手の届くところにバナナの実ってい…
シーズン1の8枚目、第2話。ワシントンDCの地下生活者が登場する。 二人でツナロールを、箸でつまむ。彼女は登場人物の中で、 一番の箸の使い手。アンジェラはその顔に似ず、下手。不自然に無理に掴もうとせず、箸を遣うフリをしてるだけの役者。 「ボーン…
乾燥機に入れてくれたオフィスの女子が課長、お弁当箱に黒いカビが生えてますよと言うそうだ。私と同じ大館市の曲げワッパで、もう作られることのないササキテイジのものだ。その後同市の柴田慶信商店に追加発注して、在庫を六〇客ほど抱えている。まだ店に…
お見せする用のついでに在庫のハンモック全種を、風に当ててみた。湿度は相当、低くなった。これは小笠原父島の「はに染め」のハンモック、赤土で染めたのにこんなに鮮やかなオレンジ色。 小笠原父島のハンモックの生涯製作数は、ざっと三〇本といったところ…
今日は三段使ったあと、洗って干した。こんな日が、ほんのときたまある。 四段だって五段にだって重ねられるが、その機会はまだない。 鬼も笑うが今度の正月は島で迎えそうだから、重箱にして自作おせちに独居ロージンが取り組むのもヨカロー。五段だわね。
これはゴーヤかなにかかなと助手Nに問うと、何でもない草とのこと。まだ地べたを這っていた姿のとき。そんなことはないだろ、このツルこの葉。なにかいいもの稔らせて、ツテのお返しをしてくれるのではないか? N、鼻で笑ってしばらくした。まだお返しはな…
弁当箱を「縛る」もどうか? 「綴じる」がいいな。この字がよいが、流通量の少ない字だな今となっては。
弁当箱は佐々木さんか柴田さんの曲げワッパで、中味は蓋で被われたレポートばかり。 それは内容物について報告したものでなく、二段に重ねたワッパに蓋を載せて、紐でどう縛ったかを記録したものだから。中味は一様でいつも、二段とも飯が詰まっている。最近…
ここは白湯鶏スープのラーメン屋。スープが極端に少ないのは、スープに元手をかけているからか?添付写真の生ビール水面が取っ手位置に届いているが、泡は消えかかっていてデータ価値はない。七八回は通ったが、概ね取っ手位置に届かない。
バナナは年中実るが、秋風に吹かれて熟すのにテマがかかる。 島のバナナのサイズも、一段と小振り。 収穫頻度も鈍る。 中には収穫に至らないで終わる房もあって、で、またイシガキジマは熱帯とは言えずなるほど「亜熱帯」なのだと思い知るのだ。
旅行者が予約して入る店、になって足が遠退いた。えいこさんの魚屋?と思う、事情を知らない人は今ではいない。全席に「予約席」の札が載っている。口開けに暖簾をくぐってかつての「いつもの席」に着くと、初見の店員がやってきて予約の有無を問い質す。お…
ネコの額ほどの裏庭じつは南側に、縄張りの念を押すモノを日に二度必ず置くヤツ。 まあネコの身になれば好ましいポイントだと思う私、ネコじゃありませんが。ネコよけの忌避剤を撒きに撒いたら、一週間くらい姿を見せなかった。この先どうしたものか?悩む。…
午前七時半ラジオのぼそぼそ言う声を聞くともなくいると、名だたるバイオリンの展示風景を報告していて、話し終わると別の女子アナが辛酸なめ子さんでしたとシメた。ラジオだからシンサンナメコと薄暗い室のなかで栽培された仲間を思い浮かべた向きもないで…
毎日五キロも歩くと、毎日出くわすものあり。 南北の路地に清々しい緑が、添え木をあてられて陽を浴びている。 亜熱帯の島は、まだまた。
写真記録データが逆行したが、制作順はこれが最新。 厚底しかもハイカットで履き口にパイピングもなく、染めたら裁ち口から解(ほつ)れてきた。染めむらができたが助手・田代は履き下ろしのとき「ちょっと汚したい気になる」子どもの気持ちを思い出すーーとも…
032シリーズをいくつか、1に倣った。前出は4〜5ミリ径ロープを靴ヒモとしたが、こちらは3ミリ。スニーカーを締めて履く人を、想定している。鳩目の通りがよい。
化繊ロープの発色のよい橙色が先にあって、それを思い出すコンバースを「最後の一足」値を待つ前に手に島外で入れた。 ヒモにさらに合わせるように、靴を染め増しした。このマッチングに得心。もうナンバーリングはしていない。制作日付で検索できればよい。…
佐々木悌二さんに追加発注がかなわなくなって、柴田さんに作ってもらうことにした。三つ四つ自分で遣ってきて、五年経った。まだ売ってない。
西洋合理主義的むすびと和風むすびを、少し分けて見てはどうだろう? サスレバ結ばず「ネジネジ」するだけのこんなのが、後者に属する。 なかでもこれは、トリッキー。先割れで、しっぽが一本生えているから……。
レモングラスの葉も先枯れして少し時期を逸したのは、晴れを待っていたから。
この一〇年で「トニーそば」は、グッと生彩を欠いた。 赤城啓一郎(ホラ)ケイタイがちゃんと変換しないほどに、過去の人になったからではないか?