電柱の痕跡

ナナサンマルから程近い桟橋筋の歩道植え込みに育っていた双房のバナナの充実を見守ってきた。

亜熱帯の秋風にその歩みはゆっくりとしたものだった。

観光資源と地元じゃ言うらしいが言えばこれこそそれではないか?

子どもの手の届くところにバナナの実っている街路。切り株と電柱の痕跡が知る人には知れる。