2018-07-01から1ヶ月間の記事一覧

島のココヤシ

市場でココヤシに1200円の値札を見た。前にも見かけた気もする、ほんとうに島のココヤシか、確かめる。仕入れ業者が生産者の顔をして、余剰品をさばいていることがある。 椰子の実の黒潮投入企画、次回は石垣生まれの椰子の実が使える。 下向いて歩いている…

六ミリロープを一重できつくねじる

ハートは葉の生まれるつけ根に生まれる

写メとケータイが呼ばれていた頃から今まで、私は「携帯」の方がなじみがある。携帯ラジオ、ポータブルプレイヤーなどと、戦後の消費文化を半世紀もリードしたキーワードだから。その携帯電話を持ち始めた頃の写メデータに、「ハートコレクション」が私にも…

埋め立て地にスーパーアクエリアス

雲の入港

台風前に肩寄せあっていた船は夜明けとともにバラけて、島々に散っていく。 かわりにできた隙間に、雲が入港してきた。五階からは仰角15度くらいに、ご本尊が浮かんでいた。雨粒は蔭を宿して、つまり朝の灰色雲。

載せただけの蓋

二日分の飯を詰めるだけのものだが、これだけの曲げモノを使い回している。植物は育たない海沿いのベランダではあるが、樹齢200年の秋田杉を気持ちよく日に晒すことができる。手近な紐でぐるぐるのキュー。持って出る前に、今日は表情になったかな?ほんの15…

過ぎたるは

表現は「過ぎたるは及ばざる」ものだ。五体に不足が生ずるとそれがどれほど欠かすことが出来ないか? 疑わしい。そんな黄昏時のフィルターに被われると自分の生業の全部が、そう思える。遊びを遊ぶ覚悟を一歩づつ。