2013-10-01から1ヶ月間の記事一覧

山ノ神・追補

山ノ神

鈴木治は八木と共に、走泥社を牽引した土による造形のパイオニアであるが、全作品といってよいほどの展覧に赴いた。 デザインに未來が展望できたよき時代の懐かしい作品群に接してついでにと、同じくホンダシスヲの豊田民芸館にバーナードリーチを訪ねた。 …

闇の中に

島に戻る前に。 コミニティ・ハウス「青テント」のためにすることはまだ多いが、この度はこのへんで。 101に夜更けに戻ると迎えるものは、二体のの山ノ神。一つは地に据えて、ひとつは入り口脇にまだ置いたままだ。こちらは石垣に運ぶつもりだか、佐川ってわ…

土木工事ごっこ

先日、佐久間ダムの周辺事情の報道に接した。ダムが遠足や行楽の目的地であった高度成長期の、その後である。 旧宅近隣の砂場をギャラリー「パナリ」プレオープンの出し物にとりあげたが、彼らは今も写真のように工事続行中だ。 中心メンバーは他にもいて、…

がら紡績ふたたび

島を出た機会にがら紡を、もう一度産業機械を動体保存する博物館を再訪。海のがら紡、川のがら紡、山のがら紡との呼称を再認識した。写真は河口部に浮かんだ船ががら紡績の工場になっていて、外輪を廻して動力にしていた記録。 すばらしい、が、とっくり棉の…

風景になじむプラスティクス

飛行場は遠くなったが隣接する轟公園園地の工房に、車を乗り捨てて飛行機に乗れることになった。 その工房に駐車して辞すると、たくさん巣くっている猫の傍らにPP製のハンモックが丸めてあった。 私にはいらにゃいと彼女はいうわけだが、他でもない。すぐ…

プロキノ映画DVD

人気者

名古屋と言うことが多いが、生家は隣の春日井市。戻ってきのう今日、稲刈りの前に人気者。 ヌスビト萩に好かれて、まずは未売却地の草刈りを連日。 ただのチンドン行列と思ってる御輿が、畦道を行く秋のふるさと。 土地売却を頼んできた中学時のクラスメート…

毎日1013*10*12*9オピニオン面

野里洋。

緩和医療医とナ?大津秀一「死ぬときにする後悔25」

後に続く者への教訓としての1000人データだとコラムは伝えているが、そうだろうか? それを後悔と断ずるにしてもその後悔にいたるまで、被験者がどう生きたかを聞き書きできもしただろう。緩和医療とは、そうしたものだろう。 コラムに要約されたら矮小化さ…

一過帰還

高いクレーンを掲げて舟とも呼べない四角なモノが、舟溜まりを出ていく。 かわりに巡視艇が戻ってきた。 帰港地・目的地にもよろうが、石垣にはいつも朝帰りだ。正面の頼りなさは、Kさんが乗ってる東北から駆り出されている旧型艇であろうか。 やがて舳先を…

そんな視点を持ち得たら

翡翠いろの糸トンボ

先回、島を離れるに洗濯機にカバーをすることを知った。帰島して、中に水をはっておくことを知った。西の同じ所に、朝虹が出ている。 この部屋がそれを見る側に、張り出していることに気がついた。 糸トンボが避難している。もっと安全な場所に河岸をかえる…

バラの葉柄

近くの予定は10月10日に石垣を出て、関空に降ります。車掌の下げたガマ口を、今も作っている工房を訪ねます。肩紐をロープワークで、しつらえようとしている。 復路は11月7日に名古屋を出て、11時過ぎから4時過ぎまで那覇空港で乗り継ぎ待ちをします。この間…

二度めは急がず

スマホの半端なオートフォーカスはやめて、ウィルコムのケータイで二度めの若葉を撮ってみた。先には三日めにすでに拡げてみせた双葉であったが二度目はこれほど慎重に展開させている。人の命も二度めがほしかったと、我がことでなく思う。情報がキョウユー…

二回はいけるゼ

翌朝である。旭日は二回はいけるゼという、双葉の二の矢の今日を照らす。 まだオートフォーカスは彼に焦点を当てられないが、明日がどっちかははっきりした。 これは私の記念樹だな。今日の日付を札に書いて、挿しておきます。 どの地に根ざすのか、もう地べ…