先回、島を離れるに洗濯機にカバーをすることを知った。帰島して、中に水をはっておくことを知った。西の同じ所に、朝虹が出ている。
この部屋がそれを見る側に、張り出していることに気がついた。
糸トンボが避難している。もっと安全な場所に河岸をかえるだろう。
朝の企画会議でレトルトパックの開口部の思いつきについて、どちらでもよいという大賛成の空気が浮かぶ。
高度成長期のデザイン意識の、行き着く所はどうせこんなところ。離れ島でよかった、粉石鹸の箱に指輪をいれた話があったな。もう、おとぎ話のようだ。
501、朝虹の見える部屋……。つまらないコピーだな。