2014-05-01から1ヶ月間の記事一覧

踏み抜く

繕い三つ目の途中だか、重要な指摘をひとつ。 写真のネットの格子か大きく乱れて盛り上がっているのは、ハンモックに足から乗ろうとしてネットが踏み抜けるほどに変形した形跡。 ハンモックは身体の重量をネットで分散して受け止めるので、寝たきりの床擦れ…

繕う前・2

1はこうして両端一点づつで張るように仕様を変えて、繕い終わってテンションを掛けた様子か写真。張り棒真ん中に大穴があいている、やむを得ない。三点吊りの痕跡である。 そも言葉が、足りなかったせいもある。 三点仕様て頼んでおけば、立ち木が二本でも…

mygirl・2

ゴシップとセットで売られる映画に惑わされることなく観るには、そうした話題に近づかないことだ。 で、余分なことを仕入れないので想像の域を出ない映画観賞法。また三年もすればマイガール12を、サラな気持ちで楽しめる。 40年前のアメリカの田舎町の…

わらざんふくしかい

mygirl

それにしてもなぜマイガール? ニクソンの醜ケンがTVニュースにながれてますが、そんな70年代にマイガールとは気に入らない。 マイガール……と繰り返すフレーズに覚えがある。流行り歌が先行した企画なら、まず予算が出てて誰かの温めてたストーリーが実現…

繕う前・1

とりあえず四本の繕う前後を、記録しておきます。その1、一点に集約される一方はどうということはない。 二点で吊る側の二分の一が、故意に引きちぎったように四穴分みる影もない。 断裂状態を、接写しておく。

足許

首里女学校て動員瑞泉学徒隊宮城巳知子の証言ドキユメンタリー「17歳の別れ」

はすどなりのハート

南洋群島帰還者の会慰霊と交流の旅

今年はニュースの扱いが、二日にわたって大きかった。同種のツアーはここだけになったが、それも沙汰やみということではないか。 広大で果てのない南太平洋にちりばめられた島々を、南洋群島……とひとくくりにする他者に対して想像力に欠ける名前で呼んできた…

漂着した人

島に戻るとさっそく、送り返されたNPO「N」から切れ切れのハンモックを受け取った。無邪気な報告写真が添えられていて、呆れる。 九本とも三点で張るように作ってあったのだが、その片方をまとめて二点で吊ってネットに遊びが生まれて斬れてしまっている。 …

浸水15センチ

仲介した不動産屋に止むを得ず電話すると、契約書の何条の通りソレハワガシャノギョウムデナイとぬかしやがった。毎年何回か店内に、足首が没する浸水を隠して仲介した責をなんと心得る?壁に立て掛けた黒板に残るスイヘイセンを、カメラに残した。外壁でな…

伏す破片の様

地に伏す

凹凸の溝があって指でつまんでジッパーを閉めるように滑らせると口がしまる……、ビニール袋のメーカーが春日井にある。 壁に不細工なペイントがなされていて、ときどき塗り直されるたびに酷いことになっていく。それもよいではないか、散歩の視線を落とすと剥…

17年

歪むという声

ハンモックでひるねに赴いて食べる弁当のために作った曲げわっぱだが、少し余分が出て買っていただいたものが出戻ってきた。 湿ると蓋が反るというクレームを、二ヶ月も胸に仕舞って過ごしてしまった。 電話もあって作者に話してみましょうと、つい応えてし…

頁の隅

頁を繰るたびに指先を拭うタオルを持ち込んでいるのだが、あっけなく角を喪失してしまうことがある。 本を持って風呂に入るようになって、紙質がもう紙とは言えないようなものになっているなと思う。

ドキュメンタリー「見えない手錠をはずすまで」狭山事件の現地調査に加わった山崎和男さん

代掻き

爪は三段あって、粗から密へ。一センチ角はある舟釘で、下孔に丁寧に打ち込んである。 牛に繋がるフックの位置が、右に片寄りしているのに気がついた。操る者が常に、牛を右旋回させるためではないか? 墓参りの動機付けになる。島に戻る前に顔出してみる、…

八本クロス

島を離れる度にロープメーカーを訪ねて、追加発注をしている。島は魚網の需要からロープ素材が比較的豊富だが、ハンモックのデリケートなニーズに応える品質には満足していない。 濡れても平気なポリエステルロープを使う機会が増えたが、ヨリに不満がある。…

まぬけ

その後の五十年

ハンモック上でひらく本100は選ぶ人の数だけあってよいが、先ずは。TV判と映画判のあった頃からは、人間の条件とこれ。 初めて手に取ったのはホンのン十年前、半分閉めたような古書店の店先のワゴン。 五〇円だった、処分し損ねた日焼けしたその題名の本…

生前前借り、リバースモーゲージ