繕う前・2

1はこうして両端一点づつで張るように仕様を変えて、繕い終わってテンションを掛けた様子か写真。張り棒真ん中に大穴があいている、やむを得ない。三点吊りの痕跡である。

そも言葉が、足りなかったせいもある。
三点仕様て頼んでおけば、立ち木が二本でも三本でもどちらにも張れるハンモックになるだろう……と、発注者に思わせてしまったのかもしれない。

二つ目を俎上に上げる。こちらも同様箇所に、右左の差なく破れている。
ポリエチレン・ハードロープはよく絞まったネットになっていて、ほどくのを諦めて損傷箇所全体を切り取って繕うことにする。