2015-10-01から1ヶ月間の記事一覧

胴回り110

36粒で苗になったのは11もと、まだ寝てる25粒はその寝覚めを待ってやるとして、移植して空いた余白にさらに11粒を蒔いた。こうしてまた一週間ほどが経過した。新しい11粒のいくつかや長寝したいくつかが、たま頭に土を載せて起き上がってきた。取得した1200…

大盛り具合い

一通り結び終わってなんだか喰い足りないと、端始末してあったりしてなかったりのロープ欠片ひとつ置く。それでよし──なら一丁上がりだが、さらに薬味や調味料を足したり眉を延ばしたり紅を重ねて化粧が濃くなったりするように、大盛りズックは行き着くとこ…

24通りに結ぶ──を表題に掲げたDM

のためには、結んで解いてを繰り返す必要がある。トリッペンの靴は、七足しか用意してないから。まだこれからだのに、解くのが惜しい靴が三足も生まれて困る。──これはまァ いいかなと思えるひとつを解いてから先を考えることにしよう。今日はここまで。早じ…

その二、しばらく見てると目が慣れます。

台風の当たり年だったな──こう思うくらいには、私も島の暮らしに馴染んだ。

その一、ほらそこに顔を覗かせている。

その後の海は

夏の台風の合間に一度行ってみたが、高台つきの収穫物はひとつだけだった。何度か行くとそれでは切り上げる気になれず、それではどうすれば浜から上がる気になるかと言えば──。今年の台風も仕舞いの様子で昨日は潮時を大きく過ぎていたが、ギャラリーを閉め…

むすびとてんどう茂

ベルサイユの子

宮殿の森のホームレス、知られた早逝の主人公とか。これでもかと語り尽くす映画もあるが、ここで終わる語り口もよし。

多良間島西側の高田海岸沖に1857年の沈没船「ファン・ボッセ」号

教室テキスト▼2

スニーカーの平ヒモが、ちゃんと通してある。これを抜き解いて、左右を組み替えしています。理由のあることですが、またいずれ。

教室テキスト▼1

島にもある「しまむら」でスニーカーを色違いで、二足買ってきた。税抜きなら千円足らず。

大衆迎合主義と用の美

ポピュリズムに罪はない。人々がかかとを踏んで靴を履くからといって、そこで素材を切り返して縫い合わせてどうぞ踏んでくださいという靴が生まれても。西洋つっかけ屋は棚にあげるとしてトリッペンのような靴屋も、結ぶ文化の継承に自信を失っているいるよ…

パゴの木と革紐

横井庄一とトリッペン。名古屋市博物館で開かれていた、横井庄一さんの企画展。一昨年にお宅にお邪魔すると、あらかた市に寄贈してしまってずいぶん時間がたったとため息だった。 時間がかかっただけのことはあって、戦争の背景説明もしっかりしたものになっ…

だれに結ぶか?

履いてから自分の靴を結べば爪先を向こうにして、こうなる。トリッペンの五足を箱から取り出すと、すべてこう。手前に巻いて、左前方に引き出す。 左利きなら右に引き出すことになる。他人に結んでやるから爪先を手前に置くから、左右が逆転する。

すでに二つ目の三枚組が始まっているものもある。

ふたばはひとつ、三つ目は三つ葉

タネの中に仕込まれた一対の双葉が開いたら、次は三枚一組の本葉が開く。とっくり棉計画の第一歩の始まりだ。

台風雨散霧消して拾苗立つ

枡目は72、荷が重いので半切して36。正直に一粒づつ蒔いてこれこれ発芽したと報告して、島を離れた。先の写真の通り。養い親にひともとおいて、昨日植え替えたものはここのつ。今年おそらく最後の台風は島に到達せず、そよ風が徳利棉のおさな木にこの世を教…

あなたになら言える秘密のこと

「サラの鍵」くらい、かなかな日本映画ではお目にかからない映画。止まらない凄惨な地域扮装を映画らしい語り口で、作られている。こういう傾向の邦題に、議論はなされなかったのか?

コメダの小倉トースト

メニュースタンドのモーニング追加メニューに、小倉餡110円とミニサラダ200円 。

当地での同室者

先回「青テント」を畳んだ際、赤テントに泊まれる用意をしておいた。荷を出し入れする扉に小さな蜂の巣、四五匹取り付いていたので忍びなく、外してはみたが雨のかからぬ所にぞっとしておいた。彼らが所を天井にかえて大きく発展していて、まことに肩身がせ…

名古屋のコメダのあんこ

他所でコメダに入ったことがないので、コメダが地域特性を持っているかどうかわからないが小倉トーストについて。実物はメニュー写真に劣るのが常だが、コメダ・小倉餡トーストに限っては違う。もう帰る家もないが、帰る度に寄る所のひとつ。ふだん頼まない小…

美人印

ポークたまごをこの七〜八年間に三○食ほど食べたろうが、自分で用意したことは一度もない。星野商店の貼り紙でその缶詰の値段を、初めて知ったくらいだ。 金髪おねえさんを美人印と言うのも新鮮で、Nに聞いてみると「チューリップ印じゃないの?」と。以上…

腰ひものロープ・エンド

七月から八月にかけて島々で開かれる秋の収穫祭も、南の島では早い。石垣の豊潤な地区一帯にアザナが四つあって、わずかな富を独占してきた。開拓入植者にも明治以前の地域支配者に右往左往した者から、北の屯田兵に相当する時代背景をもっていたり、南米ハ…

「百年前の山を旅する」服部文祥

ウェストンの初登攀をたどる、初出は岳人2002-7「平成の嘉門次 穂高をゆく」。鯖街道を一昼夜で駆け抜ける、同2004-11など。1969年生まれの元気一杯。

今朝のとっくり棉

6×6の36ますに一粒づつ蒔いたとっくり棉の種は十日に満たず、写真の通りとなった。しばらく島を離れるが、縦に伸びず充実をよく言い聞かせてやった。

過去を旅する

河出新書写真篇21「峠と 高原」川崎隆章 76頁全モノクロ写真。 昭和30年11月30日発行 5刷り昭和32年1月15日 定価100円日地出版「全国旅行案内」B4縦半切 8折りと63頁 200円 発行日は不記載だが、都市詳細図に大阪万博配置図があるから1970前あたり。 色分…

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近くのカフェ・とーいでお求めと同一ユーザー(下関市)

とっくり棉、種蒔き。

金魚鉢のようなひあたりのよい喫茶・カフカの二階で、一週間たらずで薄黄緑の頚をもたげたものがひとつある。

type・1のミニアチュール

これがtype・1の小さいサイズ、一日かかってしまった。リングの取り付け向きにバラつきがあるが、どっち向きでもいいじゃないか!という気分だ。手前から五つ、いちばん上は先回のもの。次はお土産金具の試作。以下五点が、本作。リングの向きは不問。

幸とハンズの間を西に入る一軒目に、トゲなしとっくり棉。