2017-05-01から1ヶ月間の記事一覧
その小さな水の惑星の片側に、二つの陸地がある。大陸とよぶスケールでないが、このホシの小ささと二つの陸地の周辺に散らばるパナリからすれば、相対的にそうよんでかまわないだろう。もっともホシの住人たちが予測するようにやがてこの惑星が干上がるプロ…
2017年5月30日、伊野田の草っぱらを行き来して雨ざらしの建材にクレオソートをしこまた塗った。指輪にしたいくらい繊細な、生まれたてのサソリが柱の裏にいた。なんどか仕舞いかけた縞のスニーカーを、履きおさめのつもりで、洗って自然光で撮った。南の島の…
生涯の目的を果たした虫。 その日はキワタのはぜた日。 綿毛には一塊につき一粒の種が振り分けられている。
まだ四日めだが、もう新しいマークが必要になった。こんなマークだ。二杯並んでいることに、話の筋はない。素早い変節にびっくりしたのはこちらの方で、手慣れたものだった。私はスマホでカシャリと音をたてただけだが、並べて撮ったところが見届けられた。…
上々 上(^.^) 上 中 下 下の下― …(^.^)、上中下の上下を二つに刻んで五段階。のつもりだが、(^.^)付を二ランク加えた。 ひまわり食堂には「上(^.^)」マークを付ける必要が生じたから。 いずれ説明することになるだろう。
源本店一階「海人めし」2017 5/22 午後4時15分
高枝ハサミは挟んだまま切り取る――が利点だが、手から三メートルさきでなかなか上手に操れない。さんざん綿毛を撒き散らせて、わずかなパンヤを掬い採った。中にこの赤い昆虫が繋がったまま、何組も紛れ込んだ。彼らにも待たれたシーズンの到来だったのだ。…
公園通りの棉並木の実は先を越されてしまったが、更なる困難を試されるようにパンヤを摘みに出掛けた。伸縮梯子、脚立、高枝ハサミを持ち出して、実を二〇。パンヤも、二〇くらい手で掬い採った。これまで気がつかなかった昆虫でこの日を待ちかねていたもの…
おでんや(美崎町6-9) 午後10時15分
プログラムは3つ、初級中級上級――。 といってもハンモックを三本編むわけではなく、寸法・仕様ともバージョンアップしていくもの。ホテルみやひらの前庭のような小公園には、海上にでっち上げた美咲町造成のヘソがある。ハンモック試乗の至近緑蔭はココ。
今度からハンモックは、三日で編む講座にした。もっと前から、こうしたかった。
出席者は写真上の七人が全員、主催は七七歳でこの地の慰霊祭は八度目だとべた記事は言う。高い視点のモノレール駅を、おもろ駅で降りる度に、見るだけだった揚水タンク。二国を違わず死闘に瞑する者、僅かに八度にして七人とは。1945年5月12日から一週間、死…
こうなった。一つのプログラムに、三日かけた手編みハンモック教室はひさしぶり。20人近かったが、だれもがアイスプライス、バックノット、ショートスプライスの三つの端始末が出来るようになった。スニーカーをお求めの方にも、いくつかの結びと、この三つ…
せめて手前味噌、結ぶ本人がゴムぞうりばかりでは様にならない。ただ今の足許はGUの縞柄を、藍色に染めた。かかと芯が崩れて下でダマになってて、気持ち悪い。洗うな、防水スプレーを使え――は、見えない所の素材に由来する。カタログ雑誌に盛んなスニーカ…
一足のスニーカーの結びの変遷もナンバーリングを廃するまでのことで、この後は履きつぶれて記憶の底に沈んで消える。わずかの間のことだが手がかりのあるうちは、こうして仕舞いこむ最終形を記録。どちらも図録1か2に、歩み出した日の様が記録してあるので…
連日狭い桟橋を、ヨットがゆるゆる占めている。新川浜に増設されたヨットハーバー、ダイビング船の船溜り、海上保安庁の専用岸壁新造。目の前の連中がここに溜まっているのは陸上のしべんせいゆえのこと。きっと、たんまり停泊料金を払ってるだろう。人恋し…
「縒り」と「撚り」を漢和辞典で引いてみよう、引くなら島に持参した貧弱なものでなく……。もとは自分のものでない分厚な一冊の重さなぞ知れたものなのに、置いてきたのを悔やんでいる。ロングバンで四往復もするのに、どんな取捨選択をしたのか不覚だ。確か…