2017-05-01から1ヶ月間の記事一覧

手編みハンモック教室 4

手編みハンモック教室 3

手編みハンモック教室 2

手編みハンモック教室 1

ふかふか大地

幅の広い葉をした芝が、のびのび育つ閑古鳥。費用対効果もなんのその、親の都合で悲しい目に遇わせた児に玩具を惜しまぬ如く――オキナワ。 ハンモックは似合う。地上15センチ浮いた。グルもびっくり。

崎枝「八重山ファーム・手編みハンモック」教室

開講に世話人を立てて骨折ってもらったら、両手両足の指で数えるほど参加者が集まった。中村くん、有難うご苦労様でした。言うだけ。集めたのはロープ代だけですから。また、やりましょう。やってくれる?潜りのトリオ、続きを編みにギャラリーに顔を出した…

加計呂麻島の戦後風景

ヨーゼフ・クラクナーは1940年生まれの現・ボン大学の名誉教授で、マリックスラインのフェリー「コーラル8」の売店に、懐かしい戦後の加計呂麻島の暮らしを写した写真集を一冊のこしている。堀典子さんとなにか、どこかですれ違っていらっしゃるのではない…

ウェルカム・ロック003

つなみ石――と聞いて、別の連想をした。那覇の国際通りが始まるすこし手前、モノレール駅では「泉崎」が至近のバスターミナル。レンタカーに頼らず自分の足で訪ねる旅の正統派なら、OKINAWAの旅の起点だ。 バスターミナルに取り込まれるような一画に巨石があ…

パンク・マガジン

立体テキスト。 表題パンクとは、はて? 付録で雑誌そのものが、はち切れそうな様ゆえ。

生きたタマゴのように

生きた卵のようにもぎ取った果実は中で時間を刻んで、その内実をこんな風に充実させた。島ではまた沖縄本島でも今年はキワタの成り年のようで、与儀の並木の話題も聞いた。こちらは石垣島の野球場のある方の公園通りの、キワタの実である。一〇日ほど経って…

割付け

ビッグコミックオリジナルの置いてある店は激減、相応のマーケット縮小に由来。昨日までのハンモック教室で会った看護士女性に「介護助手のナナちゃん」を見せたくて、最新号のコラムページ。双葉社のアクションがコラムページを一新したのは、古い話。まだ…

キワタ並木の実

与儀のトックリ棉並木の実がはぜてボタン雪のような写真が、琉球新報に載っていた。トックリ棉の実入りの時季にはばらつきがあって、石垣では実はまだ堅い。島のそうした並木は幹が膨らんでないタイプで、……。

影を慕いて

全国ニュースでは沖縄の天気予報は付け足しで、その先を先島地方は云々と一言触れるだけでも有り難いか。与那国・石垣島・多良間・宮古島、これをひとつの分布地域として一つのお天気マークで示すことに無理がある。地域格差はモノだけで量られるわけない。…

大小一段かさね

反りを逆に重ねるとサイズの違いがはっきりしないが、見た目以上に容積に差がある。お茶碗しっかり一杯と二杯以上の、どんぶり飯くらいの差。大中小サイズの違いがわかるような並べた写真に、こうした用途も付け加える。素木の蓋もあるが、朱塗りの蓋もある…

一年で底に穴をあける

この写真の附随データを見ると、2016年の6月21日のものだと分かる。この脚の主の自己申告で、どなたかもあらためて知った。もう一ト月で、一年前のことだと知れる。此れに穴を一年であけたので、伺えないが新しいのを送ってほしい‥‥と仰るのだ。左右の色や柄…

設営二日目

吹き抜け空間だから縦に重層的に、たとえば一〇本を三段に張れば、ハンモックを三〇本吊れることになる。見下ろす吹き抜け空間のぐるりと、巡るスロープに取りついた手すりに結ぶ。五〇本くらい持ってきている。この設営は三日目に続き、その昼にようやく展…

ハンモック40年展

なんだかおどろ2しいが、告知は黒板二枚。前回は日航のコーラルウェイや地元誌やいまに一頁、島内二紙にと広告を出したものだ。今日より三日、満艦飾は最終日までに間に合えばよい。

00025

二枚の写真を見比べて大差ないことを、どう思えばよいか? 25足目の靴に結んでいたのは、ハンモックの手編みの合間にスニーカーに結び始めて一ト月と経っていない頃だろう。ギャラリーの斜す向かいにワニマークの専門店があって例のスリッパとはいかないが、…

解脱靴00025

解脱靴なんてコトバはない。ダッシュをいくつも重ねた日もあった。00025に付いたダッシュの一はこの後もう履かない。そのために解いて新たに結び直して、仕舞った。もう履かない。

ハンモック40年展

ハンモック40年展とは名ばかり、明日から三日間大濱信泉記念館で。伊野田のおかいこ屋廃墟がなかなか雨露を凌げる養生ができないので、ハンモックを一堂に吊ってみせることができない。そこでわずか三日を借りて島いちばんの文化施設の吹き抜け空間に、吊り…

トックリ棉

運動公園南面道路のキワタ並木は、徳利型にふくらんだものでない。今年は成り年で、実が目立って多い。はぜると苦情を市に寄せる人がいて、綿毛は一網打尽に片づけられてしまう。タイミングを選んで採取しようと思っている者は、我々の他にいないだろう。先…

前肢を歩く以外に使うには

前肢を歩く以外に使うには、歩いたり走ったりしていないときに限られる。横になって休んでいる。眠る猫の顎を預けるために、前肢がある。うたた寝の頭蓋を自前の前足で腕まくらして、猫は自前の夢を見る。二本の足で歩けたら前肢はいつも自由だろうに、など…

南海の花束と、原色の海。

意志の勝利やベルリンオリンピックで知られるレニ・リーフェンシュタールは戦犯の責を負わず長い沈黙の末、白日夢のような南の海の中の原色の生き物記録を遺した。彼女の二作のプロパガンダと「南海の花束」をこの島で観たい、願いは叶うだろうか。紙のメモ…

「南海の花束」

拾遺六〇

――あまたの足が、どの結びを残すかをいずれ決める。こう思うと一つひとつに、もうナンバーを振ることもない。昨日のこの一足でトリッペンへの結びは、これで一区切りだと感じた。「拾遺六〇」に綴るのは、夏の終わりごろです。

見ているぶんにはこれで過不足ないが

これくらいこなれたスニーカーに見えても、十日と履いていられなかった。 スニーカーはもっとも安価なGU、履きこなす前提でできていない。つまり踵の芯材が、紙製。防水スプレーを使え洗うな――と、メーカーは念を押している。もう履かないが、とっておく理由…

パイオニア・ツリー

シーサーコンビニと云う人もあったそうだが、そう言う人を知らない。まだ知り合いもいなかったからだろう。この世にうまれて半世紀もしたころ、小学校のクラス会を開いたとかで、事後報告と現住所リストが送られてきた。 それを見てふと、思ったことだ。都市…