2014-09-01から1ヶ月間の記事一覧

今朝の離島桟橋

あまぎが離岸した。舳先を港の開口部にむけて、スタンバイ位置につく。 あたりに汽笛を響かせた午前九時、サン・プリンセスは夕べ港で泊まった。泊まる……、さんずい辺だ。

黄色い子守唄

揉み手と言うより、ハエ。手を擦る脚を擦る様。靴紐の先に、あらかじめさまざまな端始末を施して一週間、指先の荒れがめだつ。毎日ハンドクリームやワセリンを、ハエさながらに擦り込むんである。ひとまず矛を納めて、とりかかったことがあ。「黄色い子守唄…

三よりのニーズ

三よりを構成している小縄のひとつが、写真のようにコブになって撚りを中間で滞らせてしまう。こんなものはロープとして機能しないシロモノだが、三よりロープのニーズが装飾にすぎない時代がうみだしたとも言える。 小縄の撚りと とその三本の縒りあわせの…

洗濯一回分

袋入りの洗剤、容器に詰め替え。その後大きく切れ目を入れ、洗濯機に投入。一回分の洗剤、というわけ。

ビーチボード

ボーライン・オン・ザ・バイト

赤緑のコントラスト・シリーズは、結びの見本の趣向がよいだろう。最後にボーライン・オン・ザ・バイトを加えた。 小縄の縒りがの甘いので造りがよく判らないのが、押し付けがましくなくてよいでないか。 ボーライン……はロープの途中につくるダブル・ループ…

三つめはコレ。

アイスプライス・相咬み……と呼ぼうかとかんがえている。ダブルとトリプルのバリエーション。 上(白・緑)は、前述。下(赤・緑)は錨むすび、アンカーベント。これもフィッシャーマンズ・ノットのひとつにしている。ひとつスニーカーに結んでみたが、前述一重つ…

二つめは「シート・ベンド」

ダブル・シートベンド。塊がゴロつく「ラニヤード・ノット」の方が、存在感がます。後にしめす。フィッシャーマンズ・ノットも馴染みが深い。これもダブルで「二重天蚕糸むすび」にして、靴に締めてみる。 シートベンドは、一重つぎのこと。写真は二重つぎに…

さんぷりんせす、はみるとん

週に二便ある台湾のクルーズ船とは、様子が違うのがきてる。 ウィルコムの安いスマホでははっきりしないが、双眼鏡でみると「さんぷりんせす、はみるとん」とかいてある。旗は角にユニオンジャックがあしらわれた、どこぞ?

バナナ

ダブルな結び

ひとのよの関係は中庸とばかり言えず、偏ったり過剰だったり。先に異径のトゥルーラバーズ・ノットを結んで示したが、さらに過剰な両方がダブルなものがこれ。名称は「片ふたえ」と、「共ふたえ」にいたしましょう。

異径ロープを結ぶ

下のピンクのトゥルーラバーズ・ノットは、三ミリと四ミリのロープで結んだもの。 三ミリの方は二巻きして、ボリュームをそろえた。結びあう相互が、等しいとは限らない。 スニーカーに結ぶトゥルーラバーズノットのバリエーション・2に、これをしつらえる…

Tシャツ一枚から編むハンモック

サイパンに「南洋群島帰還者の墓参りツアー」についていって沖縄を切り上げた。そのときヤンキーサイズのTシャツを自分のために一枚買った。同乗の部外者が、私を含めて三人おり、これら団塊の一人はくも膜下出血で死にもう一人は心筋梗塞から一進一退の病…

パッションフルーツ(川平ファーム)

ピェン、ヅィー

敷居を高くしている。浸水に備えたものだが明かりをつけずに、文字通り敷居を高く入りにくくしている。まだ工事中だからね。そのどちらにもめげず、中国人と筆談。編むと織るを、図で示す。

二つを結ぶ

運動靴の紐をハンモックを編んだロープの切れ端でデコラティブに結ぶ思いつき、よいネーミングが浮かんでない。 「二つを結ぶ」、左右の靴二つを結ぶものでもあるし、左右を色ちがいで組み合わせる点では二人を結ぶことにもなる……。その相棒は、旧知の者とは…

横着なぞうり

左のぞうりを右へ、計画。 地でいく経験をした。おとといピンクの ゾウリの鼻緒が切れた。右のゾウリである。 以来たたみおもてを貼った草履に代えているが、履き心地が気になるのは しばらく履いてなかったからかもと 手にとってよく見てみたら……。 先のピ…

おたのしみは……だ

いちばん上にあったのは、邦画「私は二歳」。VHSのムービーを三〇〇本くらい、捨てずに島に持ってきた。高温多湿の当地で、寿命一〇年くらいはもつだろうか。 レンタルビデオ屋でお払い箱になったもの、おたのしみは外箱を紙張りで作って、ケースに挟んで…

とどろき自然公園の小屋で、父島赤土12穴二本どり

とどろき自然公園の小屋で、19穴ポリエチレン・・ハードロープ

とどろき自然公園の小屋で、12穴ふくぎ二本どり

白保とどろき自然公園の小屋で、サトウキビ12穴

狭き門を描いた映画

ツインタワーがつぶれた日を日付けで呼んでいる、津波による原発事故のあの日のように。このどちらもまだ、何の記念日か我々は決めかねている。 「ダウンインザバレー」はデイビット・ジャコブソンの視線がどこから注がれているのか、なかなか分からない居心…

小笠原諸島をめぐる世界史、福岡・弦書房

ガルダバ

ガルダバは太さは充分だが、やや短い。太いからいっそう長さが足らないように感じてしまうのであって、このプロポーションには見慣れたバナナとは違う存在感がある。 絵を描く人なら、分かる話だ。

出帆

9時、スタンバってる挺はないが出帆。背後から朝日がさして、艦橋が十字架のようだ。 先の名は「たつま」だった。

ならぶ星

家まで辿りつけなかった。 目をさますとヨーンシーは、辻のモンゴリ楢の根もとに横になっていた。 まくらにしていた板根を見て、ふとオーロラはこんなふうにうねうねと 先へ続いているのかもしれないと 見たこともないもののことを考えた。酔いはまだ冷めた…

オチ「魔法瓶」

聞いた屋号だがそれとは違う量販店「ビックワン」で、卓上魔法瓶を二つ買った。青と真紅、メタリックな色ちがい。ナナサンマルの信号を挟んで筋向かいと言って、まちがいでない職住一致。熱いお茶、冷えた汲み水。両手に持って通おうと、思ったのである。湯…

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