三よりのニーズ

三よりを構成している小縄のひとつが、写真のようにコブになって撚りを中間で滞らせてしまう。こんなものはロープとして機能しないシロモノだが、三よりロープのニーズが装飾にすぎない時代がうみだしたとも言える。
小縄の撚りと とその三本の縒りあわせのバランスが狂っているのだ。使われなければ、それを作る技術も失われる。

さらに南の島にその技術が、残っているうちに渡りたい。オキナワを切り上げたように、石垣も切り上げる日を待ちたい。