黄色い子守唄

揉み手と言うより、ハエ。手を擦る脚を擦る様。靴紐の先に、あらかじめさまざまな端始末を施して一週間、指先の荒れがめだつ。毎日ハンドクリームやワセリンを、ハエさながらに擦り込むんである。

ひとまず矛を納めて、とりかかったことがあ。「黄色い子守唄」と呼ぶ。つづく