2014-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ハンモックとしてのご使用は絶対におやめください。

HYNT′S corporation、052 797 7000

種のはなし

左の四つ、ホワイト・サポテの種は干からびたら石のようだ。地べたにしゃがみこんで遊んだとき、大野保子ちゃんがアブラ石だとおしえてくれた。我らは年中さんで先生は、加藤みどり先生だった。保子ちゃんはサンマの食べ方が上手だった、一緒にいつ食べたの…

岡田史子

「東京人」七月号が1970年に至る五年ほどの間の、この国のストーリー漫画の『手塚』後を話題にしている。南の島の本屋で見た。配本の最低単位は一冊のようだ。発言者も当時を前後して若い日を過ごした人だが、どれにも共感できない、こうした度にコメントに…

夜景、もうひとつ。

第三あこうで楽しみのひとつに、樹上観賞の観賞がある。他の人はどうかしらないが、さして幼くもない姉が、弟たちに連られて浴衣姿で登っていたりする。彼らがそのままで暫くを過ごせる枝振りと、樹齢。司会者がとぅばらーまの由来とその草分けの歴史を、毎…

光る樹

海抜わずかの公園、漁港の岸から道一本隔たっただけ。埋め立てられる前の、波打ち際の様子はどうだった?ゆっくり歩く夜の散歩は、過去へ巡る旅だ。第三あこうの小公園にて開かれた、市井のとぅばらーまの帰り、遠回りして輝く樹を見る。立ち並ぶ街灯のひと…

ホワイト・サポテ3

昨日の種は乾燥した。ぺターとした表面の、潤った眺めは南国のフルーツ。 皮はリンゴのように、ナイフでむく。かぶりついて皮だけ吐き出すと皮の面を保てずもろくて、小さな皮のかたまりをバラバラに吐き出すことになって具合いが悪い。常温と冷やしたフルー…

ホワイト・サポテ2

栞再録 ●常温で保存、柔らかくなってから冷して食べる。 ●熟れたアボガドのようにクリーミーで、甘みは強く桃やアンズのような風味。 ●完熟する前に冷蔵庫に入れると、それ以上追熟しない「冷凍障害」をおこす。梨地の青リンゴ、小ぶりといった印象。アンズ…

ホワイト・サポテの栞

沖縄タイムスには

沖縄タイムスは今日付けで、多良間の八月踊りを載せてます。 塩川のピトゥマタうがんじょは、我々が観た二日の会場。

ホワイト・サポテ

次の日、市場の同じ場所に毛柿と並んで、新顔ホワイト・サポテを見つけた。 島内出荷者の名前がある。毛柿も同じ人だと思う、お訪ねすれば分かることだ。こんどはレモン汁か練乳・バターなんかを、用意するまでおいておく。外に置くものと、冷蔵するものに分…

毛柿その後

もうひとつの毛柿が、冷蔵庫に冷えている。ヘタはすっかり黒ずんでいるが、実はまだ十分に堅い。 梨、桃、柿、何によらず果実は堅いのが好み。皮をむく。たとえがよくないが、ゆるく湿った石鹸のような白さと感触。 こうしたぬるっとした滑らかさは、ちょっ…

あ、宅急便がきたみたい。

演目は「そうびき」という演舞寸劇

木こり集団舞踏のタイトルは、「そうびき」だった。 思うに、相挽き……ではかなろうか?意味するところは、二人一組になって両側から一つのノコギリを引いたり押したりして太い樹を伐る木こりの仕事を表していると考えた。多良間の催事を記録したDVDがきっと…

複座の艦爆のように

複座の艦爆のようにほぼ身の丈の青むしを吊り下げてやっとこさホバリングして、入り口を見定めて簾にしたヨシズの管の中に器用に納めてほどなく自分だけ出てきた。 左右の手のひらを払って、さてとでも言うように踵を返してもう一往復と飛び去った。とうふの…

タイプ・キャンバス

新しいハンモック・シリーズが、始まった。このタイプを「アクション・キャンバス」と呼ぶことにする。 統合失調症と今では言われる人々が、ドローイングしたもの。大変なエネルギーによって描かれた。サイズは台形の特別大きなものに仕立てたので裁断の採り…

毛柿という果物

へたは十字で、柿そのもの。毛柿という名もここから。 味は柿と似ても似つかない。日持ちしない洋梨が、更にイテた感じ。これを天然のクリームと形容しているが、冷してなければ美味しいと感じる人は少ないだろう。何かを足したらどうか、といって思い付かな…

割る自然の手

二つ買って夕べひとつ食べた毛柿、刃物を入れるとき刃が当たっていて今朝見ると、干いて割れてしまっている。きっと島の外から持ってきて、島産と農協市場は偽ったのだ。