クレモナ4、5、6ミリ

せめて手前味噌、結ぶ本人がゴムぞうりばかりでは様にならない。ただ今の足許はGUの縞柄を、藍色に染めた。かかと芯が崩れて下でダマになってて、気持ち悪い。

洗うな、防水スプレーを使え――は、見えない所の素材に由来する。カタログ雑誌に盛んなスニーカー特集にこの手の指摘がないお手盛りに、与(くみ)するするつもりはない。

さてこの夏はこの一足を夜のうちに洗濯機で掻き回して干す、でいきたいが。左は4ミリ、右が6ミリのクレモナ。最適のクレモナだがそれでも6ミリでは、一ト月履き降ろして降参。

ここまでこれはと気に入った6ミリの結びを仕上げたが、言いたくはないがそれは作品だと認める日が来たということだ。

何人かにご迷惑をかけてきた、――結び直して緩める――。お手数でも次の来島の機会に、お持ちいただきたい。

次ね写真報告はその4ミリ化で、結びは爪先でルーズを心がけた。