三つ縒り・三つ撚り

「縒り」と「撚り」を漢和辞典で引いてみよう、引くなら島に持参した貧弱なものでなく……。もとは自分のものでない分厚な一冊の重さなぞ知れたものなのに、置いてきたのを悔やんでいる。

ロングバンで四往復もするのに、どんな取捨選択をしたのか不覚だ。確かめる前に、当てずっぽうをしておきます。縒るは――。撚るは――。

字画数からは縒り撚りが掲載順だろうが、意味の成り立ちから言えば逆だろう。またこの二字の辺、手へん・糸へんを取り替えてはどうだろう。上目遣いで、指でそら書きしてみた……。すると<中略>。

手編みハンモックのぐるりに渡す太ロープ(6ミリから12ミリ)は、初心者には扱いやすい甘ヨリのものを渡している。おぼつかない端始末に手こずっていると……。<後略>。 以下、大綱引きのこと。