代掻き

爪は三段あって、粗から密へ。一センチ角はある舟釘で、下孔に丁寧に打ち込んである。
牛に繋がるフックの位置が、右に片寄りしているのに気がついた。操る者が常に、牛を右旋回させるためではないか?

墓参りの動機付けになる。島に戻る前に顔出してみる、返事は期待できないが。