一過帰還

高いクレーンを掲げて舟とも呼べない四角なモノが、舟溜まりを出ていく。 かわりに巡視艇が戻ってきた。
帰港地・目的地にもよろうが、石垣にはいつも朝帰りだ。正面の頼りなさは、Kさんが乗ってる東北から駆り出されている旧型艇であろうか。
やがて舳先を曲げて朝日に輝く腹を見せると、アンエー観光の舟とはやっぱり様子が違う。

次の台風の間隙をどうするか?
Kに電話したくなってしまった。輿をあげて、この晴れ間にすることもある。