ナイフで描いたロゴタイプ

まだ方法論が定まってないが、新聞の見出しには手書きの文字を使う。
書き手はすでに、決めている。この島で看板描きになったがすでに廃業して、現在は養豚場で働いている伊波(こう書くんだったかな)。

島にきてすぐ、選挙看板の平筆で描いたゴチを目が留まった。

間もなく個展を島への挨拶がわりに開く予定だったので、その書き手を探すことになった。
本土にはもう、そんな伸びやかな書き文字を書く青年はいない。そのニーズもないから……。

その同僚の看板屋がハンドメードした行灯用の粘着シートの切り抜き、これを電脳上に取り込んだものがロゴになる。