00019’ 00020’ のピンク組 

夕べのつづき。この盛った仕事が始まって間もない若いナンバーリングを前にして、結んでまだ二年なのに長く遠くまで歩いてきた気がする。「すぐ履ける化」を免れたスニーカーも五〇足ほどあるが、他はこうしてダッシュと称した結びのリメークをほどこしてきた。

思いのままに結んできたスニーカーだが、履き手(履き足だな)がぽつりぽつり現れると、自ずと制約が生まれるものだった。写真のものなぞ瀬戸際でこうして解きながらも、結び直す手が止まって一晩時間をおいたりする。

00020の姿は図録に残したんだと思い直して、この次にご覧いただくように結び直し終える。