立ち木と支柱

ちょうどよい所に枝はない。──そうは思わないが私に限ってのことで、不慣れな方々がハンモックを吊るには致し方ない。

そこで一方のここという枝から測って、ベスト・ポイントに支柱を立ち上げたらどんなによいだろう。他人の所有する山やパブリックな公園に設営する際、いつも願ってきたことだ。

いよいよそれが可能となるが、一足先に「ばんやファーム」の私設園地に一本。先の「小さな家」プロジェクトの二号屋に基礎を打った折り、余った生コンをいただいてドブ付けした単菅。

胸丈に張って90キロが載ってみると、思ったよりたわむ。単菅にもホームセンター用の、薄物があるんだった。アコウの森では、角パイプも試す。