TYPE 318

TYPE 318の方向性が定まった今日は2016年7月24日、「改」と呼んだり「ダッシュ」と数えたりしてきた紐をデコラティブに結びすぎたスニーカーの再編作業がコンスタントに始まった。

この五足がそう感じさせる。改やダッシュのすべてが「TYPE 318」になるとは限らないし、旧番にダッシュを付けたTYPE 318も随時生みだされるだろう。ナンバーリングを廃した後のものと平行していくので制作順を特定されないが、もうそんなことに拘りはない。

その都度指示はするだろうが、助手の判断と作業に負う318も一人歩きする日が来た。どれがそうであるか否かは、手にとり履く人が思いをいたせばよい。

この集合写真のTYPE 318-1から-2-3のように、ナンバーリングのないTYPE 318の今後に連番を作者のノートにだけ覚え書く。図録の発行もこれで打ち止め。靴は履くもの以上のものでない。

視点を低くアングルを虫の目のように見ると、318の結びの特徴が際立つ。散歩中の短足の犬に印象を聞いてみたいと思っているが、そう他人に打ち明けたことはありません(それじゃヘンな人だものネ)。