端ロープ

ハンモックのぐるりに渡す太いロープは、負荷を掛けて編み目を締めると張り直して長さの調節を改めてする。
延びた網を再びピンと張り直すには、相対的にぐるりの太ロープを長くゆるめてやる必要があるからだ。 

分かったようで分からない半端な説明だがこうしたプロセスに無駄なロープの切れ端が欠かせなくて、これがキーホルダーになったりがま口の肩紐やこうして端始末を施した吊りロープにして付属に付けたりしている。

二本組の場合はロープエンドの、表情を変えている。

こうした色々なモノをくくるのに紙ひもを使うことが多いが、写真は桧の薄皮を剥いだ「桧ひも」。

サトウイクで在庫限りのもの、僕が一生使って余る。
きっと芳香かんばしかったろうが、デッド・ストックに属する。