やちむん館工房の白保の森で

ガジュマルの気根……と呼んでよいか、幹に溶着することもあるし土中に着床して、文字通り根をはることもある。

鉛筆くらいのうちは柔軟、しかしたるんで地球を目指しちゃいない。重力をたよりにこれほどピンと張れるのか、弾いてみれば分かる。

ヤニが潤沢、白くて……これを何に使ったらよいか、先達がきっと道を示している。私が知らないだけ、多分。

低温で煮て、明日にも土瓶にまいてみる。