ビレッジバンガード定番のインド綿

島の織り手たちの一年の成果が展示即売されるたびに、端切れを買いたしている。なぜ手織り何一〇センチの歯切れが生まれるか分からないが、お試し……ってことなら意に沿ったことだろう。何一〇センチで、ン千円もする。お上品な八重山上布がいずれ、褌に仕立てあがる日を待っている。お目見得も近い。結びがテーマのパナリの一つとして、褌が着想された。

他には、どこのビレッジバンガードにもあるコレも試し済み。1100円でタタミサイズ。一枚当たりの布代は、越中一枚200円くらいになruだろうか。妙な今風ふんどし柄一線を画して、無国籍でモダンと言えなくもなくて好い。

屋号の入った手拭い・晒しの類い(今となってはこれも批評的で意味深い)はもちろん、その他に温めているもの。ビショップミュウジアムと真珠湾に通ったおり、ホノルルのきらびやかなガラスケースの中の絹のスカーフ。

上布とブランドもののショール・スカーフ。ふんどしに姿をかえて並んでいる──、未来図。以下、紙。