急ぐならひとりで行け

THE GOOD LIE
いちばん優しい嘘、と副題のついた2014年の映画。
21世紀が開かれたころアメリカが3000人もの、スーダンの戦争孤児を受け入れた消息を伝える。

顎のしゃくれたウェザースプーンがお世話係で、ご当人たち難民の子弟や元少年兵の経歴をもった面々が主役で登場する。

結句は、急ぐならひとりで行け──である。近しい者との未来、孤独な明日、道を二手に選んで映画は終わる。

わたしなら、もはや急ぐ者に属すであろう。