2014-02-01から1ヶ月間の記事一覧

12ミリロープ切れる

昨日の脱出行で、まず切れたロープ。親父の代からいつからあったものかしらないが、島で役に立って成仏したような腑に落ちた使役。バックで後輪を嵌めると、ブロックを溝に埋めてもジムニーでは万事窮す。 齡同年ほどのこれは、こののち結び見本額内で余生。

夕日が顔を出した

街から離れた山道で側溝にはまって三日ほったらかしたジムニーに、乗って帰ったら日暮れ。巻き上げ機・ブロック四つ・・コンマ5tonフックにロープ持参でダメで車屋を呼んでゴツいトラクターも呼んで、吊り上げてようやっと日没前に辿り着いただけの日。裸銭…

荒馬と女

夢にロープをかけたようなもの、こんな台詞が常套句だった新大陸の時代劇。 ネムリキョウシロウをまとめて観た折り、まだ江戸の残り香がする風景が或いは生身の人の身のこなしや立ち振舞いにも写りこんでいたようなカットがいくつもあった。 西部劇でも事情…

難度B

ヤスリをかけながら子細にわたって形状を観察したが、断面や角を形の特徴を消さない程度に丸めていざ列べてみると……。 わずか1ダースの破片を元の絵皿の形にするのに、なんと……以下紙媒体。今日も作業台にぶちまけた器の山は、片付かなった。

12ピース

12ピースに増やすまでを、連続撮影してみた。順不同にしてある。 こんなに少ないパーツを合わせることが、意外に難しい。たぶん十分では出来まい。造形的ヒントは焼き・釉・柄……。 頓挫したら、裏を返してみよと助言。縁の表情もさりながら、コウダイという…

断面

割れた器から、断面が覗いている。内部をじつと見つめると、耳鳴りがする。外界の内部を見る行為が内省的な感受性を増幅させるような気がして、時を忘れることがある。 全点にナンバーを振って、リストに挙げなければ一旦しまうことも出来ない。天気が悪くて…

宛名不完全

電脳は印刷のコストに、劇的下落をもたらした。おかげで贅沢な案内をギャラリーも、頻繁に作ることができる。 届けられる者こそ、人によっては迷惑なことだろう。かえりみず一昨日投函したDMが、一通もどってきた。 宛名を書き忘れたものだ。付箋の「宛名不…

古いNEWS

わすか二年前!!の古いNEWS、DHCの一面広告。包んで詰めるときにすでに目を通してるので、荷解き時は道草も小なり。 亡父を間近にして感じたが、年取るとクリクリ目になるのは眼球が縮むゆえだとわしゃ思ったね。 で、最近(二年前)の加藤某すっかり別人…

飴釉大擂り鉢

僅か一〇ピースに過ぎないがうすく削ぐように割れていて、「割れ皿パズル」に適さない。大きな皿鉢を重ねて郵送すると、弾む自重で割れて届く確率が大きい。 わずかの距離であれ手を放れて、受け止められたときに生じた破損だと想像する。飴釉擂り鉢は廃棄、…

犠牲転嫁

などと鷹揚に構えても薪窯のこの透かし皿は、ご無事を祈って送り出した。 これはパズルにせず、接着剤のお世話になります。

いっそカップも

いっそカップも割れれてくれたら、カップ&ソーサー組の「割れ皿パズル」の上級ができただろう。

立体パズルに向こう付け

向こう付けもパズル候補が待機、形が面白いから三次元的なパズルとして魅力的。

14分の1

あまり日をおいて申し出るのもナンだから、早めに開封。多少のことならこのままにする。これは「多少の…」に属する、14枚の皿のうち割れていたのは1枚。 カップの受け皿でよかった。これもいい感じのパズルになりそうだ。

ふきのとう

変温動物でないクマは、冬は空腹に耐えている。しごとをしてなかった胃の仕事始めに、苦いふきのとうの新芽をかじる……と何やら含蓄のあることを言っていたのは動物学者ではなかったろう。 旧宅の流しの棚に忘れないようにふきのとうの綿毛を、日付を記した封…

赤いストックヤード「赤テント」

ただの冗談だが内壁を張らなかったので、赤テントの中はこんなにキモチワルイ。島に送るために陶器を、せっせと荷造りしたが中で三時間もするとヤーな気分を催すのであった。 ま、しごねんで目的を達して更地にして売却の予定だ。ベタ打ちの上に独立基礎を立…

それは誰だろうという話。

この若侍が誰だか確かめてみたくなった、次の母子を知りたくはないように(!)。 この島の遥かなる赤線ゾーンにその昔……母娘で客をとって金を貯めて、某所に豪邸を建てた伝説の主。 「恋のハ○○ズ」の七〇とも八〇とも定かでない二嬢が、言ってたハナシ。とう…

風見鶏

こんなぬるい湿気ばんだ日が、出没が期待できるんだそうだ。大平洋から陸に向かって風に堪える体勢で、カンムリワシが風見鶏のように頂上を極めておったよ。

不動のジムニーの脇に

ひとつき半もタイヤに根の生えたジムニーを動かそうと、脇のイヌフグリの小花に目を遣る。冬枯れた地から来れば、冬の石垣も充分みどり滴る常春。イヌフグリって、こんなに青かったかな?

試乗は朝八時に

島に戻ったらすぐもう帰るが、どうしても載りたい園のむすめ(彼女も保母さん)が待っていた。では、あした朝八時なら。いちにち、外回りの用がたまっている。 足の裏ごしのアングルは、二人目。幼稚園にハンモックを導入するには、よほどリキを入れないと実…

あみーごはときどきやすみ

次に向かった先は、兼城の「あみーご」。それが屋号だとは、振り返って知った。 手製のハンバーガー美味しい、あるじはメキシカンな外人妻。柔和だが巻き舌であります。 表からはいらっしゃいませの立て札、「ときどきやすみ」と裏書き。私もこのフレーズ、…

伏せた片身の貝殻の内

留守中の用事を片付けようと、あちこち廻る。藍染めの高階宅にて、軒先に伏せてあったギーラの殻を返すと、彼女は似合わぬ可愛い声でキャと言った。 作り物のように動かないこのヒト、亜熱帯のリョウセイルイは不眠だろうか? 動きは確かにトロい。が、がま…

郵便屋と共同製作

割れ皿六枚の合計は30ピースくらいで届いたが、三倍ほどの100ピースくらいに割り増し(!)することになるだろう。 これを1セットにすると、この「割れ皿パズル」完成に要する時間は三時間を下らないだろう。 今日の検品は片付きそうにない。

12枚の内の6枚

22個口にして送って出てきて、一足遅れて差出人が荷受け。 早めに検品をして、問題の程度を見極める。この程度なら、よしとしてきた。 皿は割れるとなったら、重なって割れる。見本のような一箱、12枚のうち6枚破損。 圧が均等にかかって、なかなかこうキ…

島の朝

港にひらけたベランダから、朝七時ちょうどに色好いさえずりとカエルの声で(ここは五階)目をさました第一日目。まだ雨が残っているのだろう、窓はまだ真っ暗です。 やがて白んだら直近のナナサンマル交差点から、中山某の大音響が届いた。新任の市政方針が…

二十世紀の地ならしを戦争がした

天使のブラの百近いパーツ

いかき

餅つきには思い直して、この竹の笊(ざる)を使うようになった。笊には二〇年ほど暇を出されて、出戻って七八年といったところだ。 改めて見るとこれは、手製だと判る。 次の雨の日にまた続きをしよう……などと、手間を惜しまずした素人仕事が微笑ましい。 俺…

蝋梅

見上げる丈でさいわい ろうばいみな俯く

脊令

表題の二文字をそれぞれ辺にして、つくりをどちらも「鳥」にして、野鳥のセキレイを言うがこの新年に不思議な気持ちにさせられた。鎮守の杜には独りで詣でた除夜だったが明るくなって帰ると、戸口でセキレイが待っていた。鳥の素足の寒いこと。 それからしば…

青テントの山ノ神

小さな六戸だけの「青テント」に据えた山ノ神も、歳を跨いで落ち着いた風情がうまれた雨上がり。