2015-02-01から1ヶ月間の記事一覧

Http://sugaya.cojp菅谷食品

「住宅双六アガリ消滅」

読売2015*2*11 19面くらし

ういきょう・1

ウイキョウ……だったかな。パセリのようなスギナのような、でももっと繊細な。だから一層、癖のある何かを空気中に放つ。 小魚を煎ってきだいたらこれを混ぜて、おにぎりにします。一日おきはシソに、自家製昆布の佃煮おにぎり。こちらの具についつは、また。

トライアスロンの「スイム」のパート

開催危ぶまれたソレ、譲歩もあって開催の運び。南の大自然の中で……が惹句であるそうだが、スイマーが入水・上陸する浜はツクリモノです。ほら、あそこの人工島に山積みされた砂が見えるでしょう?早めに撒くと、波にもってかれちゃうから。直前まで砂山。浜…

掃き溜めにパイン

別名、コンポスト。潮風顕著なる五Fにて、なかなか地球に戻せるほど土化せず。 せめてシッポから変化したパインが、今夏にも結実?と期待させる。別件だが口に入る途上にあるバナナであるが、15度を下回る厳冬の島にあって、その見込みはいまだ立っていない…

名ばかり

名ばかりのプラダクト、数こなすからといってクオリティを落とすことない。だれの手であれひとつづつすることだから、貌をそろえることはない。例えば緑のシッポ、枝の新芽がひとつづつ育ち具合また陽の当たり加減で、緑にも階調があるように。Nに言ったこ…

ペインティング・キャンバスで作るハンモック

しばらく時間がたったが、北海道の施設の帆布の縫製が出来てきた。統合失調症などと呼ばれるようになった方々のてによるもので、汚しただけのキャンバスが巻き取られて、転がされていた。介添え者と共々愉しい時間が過ぎた痕跡がなくもないが、それでどうす…

00032シリーズ

プロダクト作品というにはささやかだが、名に符合して製作数が偶然32足になった。ひとつサンプルを結ぶだけで、残り31足をNが作る。私が作るよりきっと、安定的な顔をした32足になるだろう。このナンバーリングは通し番号から独立した32002から32032まで。3…

ニの4「棒結びの吊り部」

これで吊り部は、すっかりほどけた。(このスマホはいつまでたっても、ほどくを解くと学習できない。言うまでなくニーズの頻度に従った意図に違いない)。二人の元気な男の子の母である薫子さんのハンモック、この機会に三度洗いに洗って乾し上げた。港に面と…

ニの3「バック・ノット」

撚りの緩い綿糸で、ソフトな三つより六ミリロープ。薫子さんは、北海道の開拓村にいたころから、使い込んだハンモックではないか?それゆえ痩せたロープは表情ゆたかで、さらに長生きてきるよう端始末をきちんとして再生させましょう。バック・ノットは「反…

改作のニ、2「両端に施した棒結びを折り曲げて吊り輪にする」

ハンモックの先が、標題のようにしてある。この輪のなかに、糸口が隠れている。見つけたら引っ張ってみて、どこから潜ってきているが動きを確かめた。 引っ張るのをやめて、動いた側から取り出す。こうロープ・エンドが処理してあったわけだから、これで棒結…

改作のニ、1

前に遥のハンモックを作りかえたレポートをメモしたが、二つ目を改作する機会がやってきた。遥のものは化繊の細紐で編んだオール・ネットの980円とか1980円程度の、国外のみやげの品といったふうのものだった。もっともその値踏みは賃金格差が一桁も二桁もひ…

ポリエステルのハンモックは二本どり

これはミチコさん持ち込みの帆布。布がしっかりしてるから網も二重だと重厚な佇まいになるが、しっかりした綿の三つ撚りロープだと結び目がゴロゴして寝心地がよくない。褐色のハンモックを柿渋やクールで染めるようになって、ともの網を同色のポリエステル…

地に足つかないハンモックねた

タイムス住宅新聞社 出嶋佳祐さん 9042234うるま市州崎7*14

紅白マストの台船

港の冬の遅い朝、見覚えのある台船をタグボートが引っ張ってきた。 もって早く牽けるぞと、かわいい小舟は言うだろう。 作業柱より高いクレーンも載っているし、スロットルは絞られている。 小さい曳き舟の心臓は、一段一段登るように早鐘を打つ。何かが擦れ…