2014-08-25から1日間の記事一覧
そのとっかかりに、説明書きのあるとっくり棉が立っていた。
おもろまちでモノレールを降りると、中央に広大な緑地を分離帯したスペースにつながっていた。
まだ木についている汚れていないパンヤは、梯子でもなければ手に入らなかった。
写真の石垣よりずっとスケールの大きいとっくり棉の並木が実らすそれを、誰も見向きもしない。活かす話も、誰からも聞けなかった。
ハンモックゆえに南に下って石垣以前に沖縄本島で二年をすごしたが、その特徴的な姿態よりスコールに汚れた実の方が私の気を惹いた。 知ってる綿の花より、ボリュームのあるパンヤ。
16本の中で前後不覚の、只の杭のような姿をさらすものが二つもある。
木の実を踏んで滑るとかはぜたパンヤが側溝に詰まる、落ち葉が雨樋をふさぐ等々。
デイゴには薬剤を注入して、花を咲かせるデイゴ手当てをしている。
電柱じゃあるまいし往来に一列に並ばせて、あまつさへ取替え可能とは何だと思ってる!
動けないが次世代を風にのせたり、鳥に運ばせたり川に流したり海流に送り出したりする自由はある。
ななさんまるに近い方から、順に1から16まで。