朝九時すこし前海銀辺りで荷台に巻き毛の黒犬を載せたヒトが、火挟みと尖ったスティックで吸い殻を集めて行く。自転車に乗ったままだし様子がさりげないので、道行く人に目立たない。それがまた彼の日頃の朝の日常を感じさせて、目撃した人の心を和ませる。…
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