マユンガナシの仮面

マユンガナシは仲筋、ふ海、野底、伊原間、平久保でも明治のころまで続いたが、今では川平に残るのみと。
神々の古層の6(比嘉康雄)だが、仮面について記述がない。
シツの三日目が正月! シツは旧暦八九月の戊戌(つちのえ・いぬ)から。
その三日目を正月と石垣のどれほどか知ろうか。
同島博物館図録の表紙にこの仮面が使われていたが、絶えた祭りを偲んでこれをその日に供養してきたイバルマからクレームがきて、今では差し替えられている。
 
シツ(シツイ)=節祭
 
公設市場二階喫茶で六尺棒姿を写真パネルで見てから、まだ三年。
神わーどなるもの、はじめて。々の一部である仮面を直接この目で見る日は、まだまだ先だ。