届かないメール

メールでは届かない所への手紙が、今日の沖縄タイムスくらし17面「くさぐさ」。この世でない姪のひかりへ、綴っている。

ひかり、いつもメールばかりだったけど初めてお手紙書きます。もうすぐ中学三年生だね。おちやめでおもいやりがあるひかりは叔母ちゃんの自慢の姪です。

おばあちゃんも一緒にいろいろな所へドライブしたね。おじいちゃんのお見舞いの帰りは「おじいちゃん大好き!またね」ってほっぺにキスするひかりに「まだ子どもだなぁ」って、照れ笑いしながらおじいちゃんはうれしそうだったね。

昨年 10月11日、風邪で入院したひかりの退院祝いと、亡くなったおばあちゃんの誕生日を一緒に祝おうとごちそうをたくさん作って待ってたよ。でも一人でおじいちゃんとおばあちゃんの所へいってしまったひかり…。

何が起こったか分からず一番驚いているのはひかりでしょう? あなたはもっと素晴らしい女性になるための旅に出てるのよ。きっといろいろな人が力を貸してくれるでしょう。

いつの日か、すてきな女性に成長したひかりに会うのを叔母ちゃんは楽しみにしています。



これは叔母ちゃんの気持ちが吐露されたものというより、彼女の姉妹または兄おとうと…つまりひかりの親の心を代弁したものである。

石垣から提案するモノの一つ目、不可能に対すて提案する。