生産者直売市場のようなものが石垣にも出来て、賑わっているが比較対照を知っている者にはまだまだに映るだろう。
台湾からの入植者の多い名蔵に、製糖工場の煙突が稼働している。
かってはパインの缶詰め工場があって、パイン女工と呼ばれた出稼ぎ労働者が海を越えてきた。
そこに集められたパインはこんなカゴで負われていたが、肩紐は石油科学布であったはずはない。
農協の前出市場に吊るしてあるそれの、肩ひもを復元してやろうと農協の農業資材置き場兼売店が大浜のココストアから山側に入った辺りにあるらしい。
パインカゴの現物をひとつ二つ、まずは手にとってみなくちゃはじまらない。