2013-06-22 つま先を握る話 毛深い某の耳を布団挟みで物干しに吊るした満月の夜。 目が回ると言うので脱水は八分だけにしたのがいけなかった。 取り込む前に彼のつま先を握ってやった。かたくかたくぎゅー。 信じられない再会? それもある。彼の末端にしずくが溜まっておってね。 ちよっと恥ずかしそうだったよ、クマの縫いぐるみは。 彼に科されたものは三歳児をハンモックにいざなうこと。 奇跡の再会については別の機会に。