遥のハンモック・3

こういう風に見つかる糸口を、見失わないようにしておこう。

で、報告ずみのクワエに一筋(二本どりだから二筋)づつカマせていったら、数がピッタリあって驚いた。22です。

念のため短いクワエの針数を数えてみたら、自作ハンモックの大きい方の縦目と同じ19だった。

何百本と編んでここに落ち着いた目数ではあるが、何を参考にしたでもない手本もない不思議。

反対側のバラけたループを拡げてみた。作業台は全長2700だが、遥のハンモックには足りないのだった。




ハンモックの全長は、注文に応じている。私の作っているのは張り棒のあるタイプで、渡した棒から棒までが身を横たえる有効寸法で1800から2100くらいにすることが多い。2700の作業台の両端にシャコ万力を立てると、ちょうどテーブルからわずかに浮いてハンモックの出来映えが検品できる。